Nothing は、次期フラッグシップスマートフォン「Nothing Phone (3)」を 2025年第3四半期に発表することをすでに予告していますが、同社 CEO の Carl Pei 氏は、英国での価格が約 800ポンド(約 15万8000円 ※2025年5月15日現在のレートで換算)になることを新たに示唆しました。
2025 年 5 月 20 日 : Nothing が正式に Nothing Phone (3) を 2025 年 7 月に発表することを予告しました。詳しくは こちらの記事 をご覧ください。
これは前モデルの Phone (2) から大幅な価格上昇となり、Nothing Phone (3) は、Samsung Galaxy S25 Plus のようなプレミアムモデルと競合することになります。
Nothing Phone (3) の予想される特長
Carl Pei 氏は「プレミアム素材」の使用を予告しており、チタンフレームや先進的なガラスの採用が噂されています。また、「大幅なパフォーマンスの向上」も期待されており、Snapdragon 8 Elite や Dimensity 9400 または 9400+ のようなフラッグシップチップセットの搭載が予想されます。
また、iPhone にインスパイアされたカスタマイズ可能なアクションボタンの搭載も噂されています。ディスプレイに関しては、6.5インチの AMOLED ディスプレイが標準モデルに、Pro モデルにはより大きな 6.7インチの画面が搭載される可能性があります。
ソフトウェアは、Android 15 をベースとした Nothing OS 3.0 が搭載されると思われ、AI との連携強化、ユーザーインターフェース(UI)やホーム画面の刷新が期待されます。Carl Pei 氏は、AI がユーザーのニーズを学習し適応する「チームメイト」として機能することを目指していると述べています。
Nothing Phone (3) の価格について
Nothing Phone (3) の価格は、前モデルの Phone (2) よりも高くなる見込みです。なお、日本では Nothing Phone (2) は 79,800 円で販売されています。かなりの価格上昇になると予想されますが、AI を活用した機能とプレミアムな質感、パフォーマンスなどがこの価格に見合うものとなるか注目されます。
Nothing は、過去10年間で唯一成功したスマートフォン企業であると Carl Pei 氏は強調しており、感情を刺激するデザイン、創造性、独創性をブランド価値として掲げています。また、約20万人のコミュニティメンバーが製品ロードマップの形成に貢献していることにも言及しています。
まとめ
Nothing Phone (3) は、デザイン、パフォーマンス、ソフトウェア体験の全てにおいて進化を遂げ、「真のフラッグシップ」になるとされています。
日本市場においても、前世代の Phonoe (2) および Phone (3a) シリーズなどが投入されており、サブブランドの CMF by Nothing も含めて積極的に製品の展開が行われているため、新しい Nothing Phone (3) の登場にも期待です。
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出典: YouTube