Snapdragon 8s Gen 4 を初搭載した Redmi Turbo 4 Pro が中国市場で正式発表

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Xiaomi Redmi Turbo 4 Pro China Releaase

Xiaomi のサブブランド Redmi は、2025 年 4 月 24 日に中国市場向けの新型スマートフォン「Redmi Turbo 4 Pro」を正式に発表しました。このモデルはパフォーマンスと耐久性を重視して設計されており、世界で初めて Qualcomm の「Snapdragon 8s Gen 4」を搭載しています。

Redmi は今年 1 月に Redmi Turbo 4 をリリースしており、今回発表されたモデルはその Pro モデルという立ち位置になります。最大 16GB RAM と最大 1TB ストレージを備え、90W 有線充電対応の 7,550mAh という大容量バッテリーを搭載していることも特長となります。

目次

Redmi Turbo 4 Pro の特長と仕様

Redmi Turbo 4 Pro は、今月初めに発表されたばかりの Snapdragon 8s Gen 4 プロセッサーを搭載する最初のスマートフォンです。これにより、フラッグシップに迫る高い処理性能を実現し、大型ベイパーチャンバーを用いた冷却システム「デュアルループ3Dアイスクーリングシステム」と、Xiaomi独自の「Rage Engine 4.0」により、高負荷なゲームプレイ中でも安定したパフォーマンスを維持します。

Redmi Turbo 4 Pro のスペック抜粋 (1)

ディスプレイは最新の M9 発行素材した 6.83 インチ 2,772×1,280 解像度 LTPS フラットディスプレイを採用し、最大 3,200nits の明るさと、100nits と 600nits のデュアル輝度キャリブレーションに対応しているため、様々な環境下で見やすい画面が提供されます。ベゼルは上左右が 1.5mm、下が 1.9mm となっています。

Redmi Turbo 4 Pro スペック抜粋 (2)

本体は厚さ 7.98mm とスリムながら、航空機グレードのアルミニウム合金を使用した金属フレームを採用し、CNC 加工とサンドブラスト処理により、高級感と堅牢性を両立しています。最大 70kg の圧力にも耐える強度を持ち、IP66、IP68、IP69等級の防塵・防水性能を備え、過酷な環境下でも安心して使用できます。

リアカメラは、光学式(OIS)および電子式(EIS)手ぶれ補正に対応した 50MP メインカメラ(Sony LYT-600)と、8MP 超広角カメラを搭載したデュアルカメラ構成、フロントカメラは 20MP を搭載しています。

Redmi Turbo 4 Pro スペック抜粋 (3)

バッテリーには 7,550mAh という大容量のシリコンカーボンバッテリーを搭載し、90W の有線急速充電に対応するほか、他のデバイスを充電できる 22.5W のリバース有線充電機能も備えています。

このほかには、5G SA/NSA、Dual 4G VoLTE に対応。Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.4、NFC、USB-C ポートをサポートします。生画面内指紋センサーに対応し、その他ステレオスピーカーや赤外線センサーも搭載しています。OS は Android 15 ベースの HyperOS 2 を搭載しています。GPSが利用できない状況でも位置情報を特定できる、Xiaomi 独自のオフライン測位技術も搭載しています。

本体サイズは 163.1×77.93×7.98mm、重さは約 219g となっています。

価格と販売について

Redmi Turbo 4 Pro は中国にて 2025 年 4 月 24 日より販売が開始されています。価格は以下の通りです(カッコ内は発表時の日本円換算参考価格)。

  • 12GB RAM + 256GB ストレージ: 2,199元(約4.3万円) ※初回割引適用で1999元(約3.9万円)
  • 16GB RAM + 256GB ストレージ: 2,299元(約4.5万円)
  • 12GB RAM + 512GB ストレージ: 2,499元(約4.9万円)
  • 16GB RAM + 512GB ストレージ: 2,699元(約5.3万円)
  • 16GB RAM + 1TB ストレージ: 2,999元(約5.9万円)  
  • Harry Potter Edition (16GB + 512GB): 2,799元(約5.5万円)

なお、Redmi Turbo 4 Pro は中国市場向けに限定されますが、これまでの情報からグローバルでは「POCO F7」として発売される可能性が示唆されています。日本における販売については現時点では未定ですが、上位モデルにあたる「POCO F7 Pro」と「POCO F7 Ultra」が発売されているため、こちらも登場する可能性はありそうです。

高性能チップ、大容量バッテリー、高い耐久性を兼ね備え、コストパフォーマンスも期待されるモデルであり、今後のグローバル展開(おそらく POCO F7 としての登場)に期待です。

出典: Redmi Turbo 4 Pro

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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