Google の音楽ストリーミングアプリ「YouTube Music」で、再生中の楽曲の歌詞の一部を、背景付きの画像として簡単に共有できる新機能が展開され始めました。
この情報は 9to5Google が一部のユーザーからの報告に基づいたものとして報じており、筆者も実際のデバイスで新しい共有機能が追加されていることを確認しています。
新機能の「歌詞の共有」
この機能が利用可能になると、以下の手順で歌詞を画像として共有できるようです。
- 楽曲再生画面で「歌詞」タブを開きます。画面下部に新しく表示される、丸みを帯びた「共有」ボタンをタップします。
- 「歌詞を選択 」する画面が表示されるので、共有したい歌詞の行をタップして選択します。歌詞の行は、選択した行の前後も連続して選択できるようになるため、複数行でも共有は可能です。
- 選択後、「次へ」をタップすると、 「歌詞を共有」のプレビュー画面が表示されます。
- ここで、背景デザインをカラーカルーセルから選択できます。生成される画像には、選択した歌詞に加え、上部にアルバムアートワーク、曲名、アーティスト名が表示され、下部には YouTube Music のロゴが入ります。
- 最後に、Android / iOS 標準の共有シートが表示され、「画像を保存」したり、他のアプリ(Instagram, X, LINE など)に直接共有したりできます。
以下は実際に筆者のデバイスにおける YouTube Music の「歌詞の共有」画面のスクリーンショットです。

まとめ
現時点では、この機能はまだ広く展開されているわけではないようですが、筆者のデバイスでは確認することができました。YouTube Music は昨年 11 月に再生画面の再設計を導入していますが、これもまだすべてのユーザーには完全に展開されていない状況もあるため、今回の機能がいつ全ユーザーに展開されるかは不明です。
とはいえ、YouTube Music が画像付きの歌詞の共有機能を導入したことは、この機能を待っていたユーザーにとっては朗報かもしれません。今後、広く展開されることに期待です。
出典 : 9to5Google