Android 16 Beta 4 で「バッテリーの状態」が非表示になる問題、強制停止で解消との報告

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Android 16 Beta 3 で追加された Pixel デバイスの「バッテリーの状態」ページのスクリーンショット

先日、Gogole は Pixel デバイスとパートナー製デバイスに向けて Android 16 Beta 4 のアップデートをリリースしましたが、一部のユーザーから「バッテリーの状態」ページが設定メニューから消えたという問題が報告されています。

「バッテリーの状態」ページは Android 16 Beta 3 から展開されており、このページではデバイスのバッテリーが新品時と比較してどの程度の容量を維持しているのか、推定値と健全性を表示します。バッテリーの劣化状況を簡単に把握できるため、便利なページになることが期待されていました。

しかし、Android 16 Beta 4 にアップデートした後、一部の Pixel ユーザーから「バッテリーの状態」ページが「設定」アプリ内の「バッテリー」項目から消えていることが指摘され、Beta 3 以前の画面に戻っていることが報告されました。

なお、この問題はすべてのユーザーに発生しているわけではなく、筆者も確認しているように一部のデバイスでは引き続き機能は表示されていました。

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修正方法

この問題を最初に報じた 9to5Google によれば、以下の手順によって復旧する可能性があることを改めて報じています。

  1. 端末の再起動
  2. 「設定」アプリの強制停止: 再起動で改善しない場合、[設定] > [アプリ] から 「設定」アプリを強制停止し、その後再確認

再起動だけでは復旧しないケースも報告されていますが、「設定」アプリを強制停止することで復旧する事例なども確認されているため、まずは上の 2 つの手段を試すことをおすすめします。

まとめ

Android 16 Beta 4 は一般利用に適した「プラットフォーム安定版」ではありますが、正式リリース前のベータ版ソフトウェアの段階に違いはないため、予期せぬ不具合や機能の追加・削除、仕様変更などが起こり得ます。今回の問題も、一時的なものであり影響の少ないものですが、メインデバイスで試すにはリスクがありますので、それを念頭に置いたうえで試すようにしましょう。

なお、今回話題になった「バッテリーの状態」ページは、おそらく今年6月頃のリリースと予想される Android 16 安定版において正式に実装される可能性があります。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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