CMF by Nothing が 4 月 28 日に発表を予定している新製品の一つ、「CMF Phone 2 Pro」と見られるデバイスが、ベンチマークサイト Geekbench に登場したことが報じられました。これにより、搭載されるチップセットや RAM 容量など、その性能に関わるスペックの一部が明らかになりました。
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- CMF by Nothing の CMF Phone 2 Pro とされるデバイスが Geekbench に登場
- チップセットは Dimensity 7300 の可能性が示唆、RAM は 8GB を搭載
- シングルコアは 1,010 前後、マルチコアは 2,940 前後
- 2025 年 4 月 28 日に他の新製品とともに発表予定
Geekbench で明らかになったスペック
91mobiles が報告しているように、Geekbench のデータベースには「Nothing A001」という型番のデバイスが登場しており、IMEI や BIS などの認証情報などから「CMF Phone 2 Pro」である可能性が高いとされています。
以下は、今回発見されている「Nothing A001」の Geekbench のベンチマーク結果のスクリーンショットです。

最初に発見されたベンチマークスコアでは、シングルコアが 1,012、マルチコアが 2,939 であることが確認されました。
デバイスのシステム情報から、4 つの 2.50GHz で動作するコアと 4 つの 2.00GHz で動作するコアのオクタコア仕様チップセットが搭載され、RAM 容量は 8GB、Android 15 で動作していることも確認することができます。
また、このデバイスに搭載される GPU は Arm Mali G615 MC2 であることも確認されており、CPU と GPU の仕様に基づくと、CMF Phone 1 に搭載されているチップと同じ MediaTek Dimensity 7300 の可能性があるようです。ただし、現時点では確定しているわけではなく、最終製品では変更される可能性があります。
なお、記事執筆時点では上記のスクリーンショットの結果以外に 2 つのベンチマークスコアが登録されていましたが、スコアはほぼ変わらず、システム情報にも違いはありませんでした。
これまでの噂
これまでに CMF Phone 2 Pro でわかっていることは、リークされたプロトタイプの写真から新しいリアカメラを追加した 3 眼構成になることと、現行世代と同様にアタッチメントを取り付けるための「ネジ」があることです。
この他の詳細は不明ですが、あくまで噂として、120Hz 6.7 インチ ディスプレイ、33W 有線充電対応の 5,000mAh バッテリー、50MP メインと 8MP 超広角、2MP マクロカメラが搭載されると言われていました。
詳細は4月28日か、ティーザーに期待
CMF Phone 2 Pro は、既報の通り2025 年 4 月 28 日に開催される CMF by Nothing のイベントで、CMF Buds 2 シリーズと共に正式に発表される予定です。
このイベントでは、今回明らかになったスペックに加え、デザイン、カメラ性能、バッテリー容量、そして最も重要な価格と発売日などの全貌が明らかになるはずですが、その前に公式Xアカウントがティーザーを公開する可能性もあります。
いずれにせよ、発表までに間により多くの詳細が明らかになる可能性があるため、続報に期待です。