今回の記事では、Amazon.co.jp にて販売されている「SODI 314 折りたたみ式ノートパソコンスタンド」を購入したので、実際に使用してのレビューをお届けします。
SODI はあまり聞き慣れないブランドですが、Apple 製品向けにいくつかのアクセサリーをリリースしており、評価と中身もまずまず良さそうだったので、購入に至りました。
製品の特長と使い勝手
今回購入している「SODI 314 折りたたみ式ノートパソコンスタンド」は、名前の通り折りたたみ式で収納時のサイズは約 127 × 44 × 20 mmになるというコンパクトなタイプです。

一般的なノートパソコンスタンドは据え置き型や足部分が折りたためないタイプが多い中で、この製品は足まで折りたためるため、持ち運びや収納性を重視する人にとっては使いやすい仕様です。

開くとちゃんとしたノートパソコンスタンドになるため、実用性に問題はありません。また、SODI 314 の本体にはアルミ合金が使われており、軽量ながらも剛性感があります。重量は約 184g (袋込みで約 189g)で、樹脂製のノートPCスタンドに比べると重たいですが、軽さと強度のバランスはちょうど良いと感じました。


スタンドのアーム部分にはスプリング式を採用しており、6段階で角度調整が可能です。高さは最小 4.5cm (角度約15°) から最大 12cm (角度約30°) までとなっており、調整もスムーズに行えます。
ただ、スプリング機構の耐久性についてはまだ使い始めたばかりのため未知数で、長期間使ったときにヘタリが出てくるかどうかは気になるところです。


SODI 314 は H 型の骨組み形状を採用しており、ノートパソコンの底面に排気口がある場合でも塞がれにくく、熱がこもりにくい点もメリットです。また、PC と接する部分にはシリコンパッドが付いているため、滑りにくく、傷の防止にもなります。

さらに、ノート PC の下を支える返し部分が控えめな高さになっており、PC 本体のキーボードやタッチパッドをそのまま使う場合でも手首に干渉しにくく、違和感が少ないのも使いやすさのポイントでした。また、この部分は角度調整ができるため、PC の厚みに応じてホールド感を少し調整可能です。


対応サイズは 10〜16インチとされていますが、実際に使用した印象としては 11.6〜14インチくらいが最も安定します。実際に HP Elite Dragonfly Chromebook (13.5インチ)や Acer Chromebook 516 GE (16インチ)、MacBook Pro 16 などで使用しましたが、どちらも基本的には安定して設置できました。
ただ、16インチでも使用可能ではあるものの、スタンドの左右の幅が少し短いため、横に長いデバイスで強めにタイプするような使い方をする人は少しぐらつきを感じるかもしれません。


リビングやオフィス、カフェなどに持ち運んで使うにはちょうど良く、特にノートパソコンの本体のキーボードやタッチパッドを使うユーザーにはおすすめです。
一方で、キーボードやマウスを外付けで使いたい人にとっては、最大12cmという高さでは少し物足りなく感じるかもしれません。スタンドとしての角度や高さよりも、携帯性を重視して設計されている印象があるため、据え置き用途を前提にしたスタンドを探している人にはあまり向かない可能性があります。
とはいえ、PC本体のキーボードやタッチパッド、あるいはマウスだけを使う前提であれば、手首に干渉しない作りや高さ調整しやすい機構、コンパクトな持ち運びやさすさなど、使いやすく、しっかりした作業環境を作ることができます。
まとめ

SODI 314 は、軽量でコンパクトに持ち運べるノートパソコンスタンドを探している人にとって、十分おすすめできるモデルです。外出先での作業が多い方や、できるだけ荷物を減らして使いたい人には特に向いています。
価格は Amazon.co.jp にて 2,699円と手頃なので、出先で使うノートパソコンスタンドを探している人はぜひチェックしてみてください。