Google は 2025 年 4 月 2 日(日本時間)、デスクトップ向けの Chrome ブラウザにおいて最新の安定版となる Chrome 135 をリリースしたことを発表しました。
今回のアップデートも、Windows、Mac、Linux を対象に順次配信されており、主にセキュリティ修正と安定性の改善が行われています。各 OS ごとのバージョンは、Windows および Mac が 135.0.7049.41/42、Linux は 135.0.7049.52 となっています。
14件の脆弱性を修正
公式ブログによると、Chrome 135 では外部の研究者から報告された 14 件のセキュリティ脆弱性が修正されています。主な修正内容は次のとおりです。
- CVE-2025-3066: ナビゲーションにおけるUse after freeの問題
- CVE-2025-3067: カスタムタブの不適切な実装
- CVE-2025-3068: インテントの不適切な実装
- CVE-2025-3069: 拡張機能における不適切な実装
- CVE-2025-3070: 拡張機能における信頼されていない入力の不十分な検証
- CVE-2025-3071: ナビゲーションにおける不適切な実装
- CVE-2025-3072: カスタムタブの不適切な実装
- CVE-2025-3073: オートフィルにおける不適切な実装
- CVE-2025-3074: ダウンロード機能における不適切な実装
残りの 5 件の脆弱性に関する詳細は、現時点では公開されていません。Google は、修正が適用されたユーザーの割合が十分に高まるまで、バグの詳細やリンクへのアクセスを制限することがあります。また、これらの脆弱性が他のプロジェクトでも依存しているサードパーティ製ライブラリに存在する場合、修正が行われるまで制限が維持されることがあります。
セキュリティの詳細については、Chromium Security をご確認ください。
Android と iOS 向けにも Chrome 135 を展開
同日、Android と iOS 向けにも Chrome 135 がリリースされています。
Android ではバージョン 135.0.7049.38 へと更新され、安定性とパフォーマンスの改善を含み、数日以内に Google Play 経由で利用可能になります。iOS はバージョン 135.0.7049.53 へと更新され、同様に安定性向上を含み、App Store にて配信されます。
ChromeOS は4月15日以降を予定
最後に、Chromebook などに向けた ChromeOS 135 安定版の展開は、2025 年 4 月 15 日以降が予定されています。おそらく、今回デスクトップ版に提供された セキュリティ修正 が適用されるものと見られます。
また、Enterprise および Education 管理者向けのリリースノートはすでに公開されています。
関連記事: Google Chrome 135 の Enterprise および Education 管理者向けリリースノートが公開
今回の Chrome 135 アップデートでも、セキュリティ修正を中心とした内容となっており、安定性・セキュリティ向上のため、できるだけ早めのアップデートを推奨します。
出典 : Chrome Releases