Samsung が今後発売を予定しているミッドレンジタブレット Galaxy Tab S10 FE および Galaxy Tab S10 FE+ には、現在は Galaxy A56 にのみ搭載されている Exynos 1580 チップセットが搭載されると言われています。今回、Geekbench で Galaxy Tab S10 FE (SM-X520) のベンチマークが発見され、前世代の Galaxy Tab S9 FE からパフォーマンスが大幅に向上する可能性が示唆されました。
今回、Geekbench で発見されたベンチマークは Wi-Fi 版の Galaxy Tab S10 FE と思われる「Samsung SM-X520」という型番のデバイスです。ベンチマークスコアは、シングルコアが1,349、マルチコアが3,882となっています。

チップセットには、2.91GHz で動作する1つのコア、2.60GHz で動作する3つのコア、1.95GHz で動作する4つのコアが確認でき、これにより Exynos 1580 であることがわかります。また、8GB RAM と Android 15 で動作していることも確認されました。ちなみに、Tab S10 FE シリーズには最大 12GBRAM と最大 256GB ストレージオプションが存在すると言われています。
一方、現行モデルの Galaxy Tab S9 シリーズに搭載されている Exynos 1380 は、シングルコアが1,000前後、マルチコアが2,800程度となっています。今回のベンチマーク結果であれば、どちらもスコアは約32%以上高速であることが示唆されました。実際の操作感に大きな違いはあるかは触ってみなければわかりませんが、かなり期待のできる結果となりました。
現時点では Galaxy Tab S10 FE シリーズがいつリリースされるかは不明ですが、以前リークされた公式のキャンペーン情報などから、遅くても夏前までには出てくると予想されています。