過去24時間、Chromecast (第2世代) および Chromecast Audio ユーザーから、動画コンテンツやオーディオをキャストできない問題が発生しています。
この問題は、YouTube や YouTube Music などのアプリのキャスト先として、Chromecast (第2世代)と Chromecast Audio を選択すると、「信頼できないデバイス : ◯◯を確認できませんでした。デバイスのファームウェアが古くなっていることが原因の可能性があります」といったメッセージが表示されます。
このダイアログボックスは閉じることしかできず、他の選択肢はありません。そのため、問題が発生しても回避策や、再起動、リセットなどの指示もないため、一部のユーザーは Chromecast (第2世代)のサポート終了の発表であると不安視しているようです。
しかし、第1世代のときにはこのような発表は行っておらず、第1世代もキャストを含め通常どおり動作しているため、今回の現象はバグである可能性が高いです。
現時点では、Chromecast (第3世代) などの新しいモデルでは影響を受けておらず、第2世代と Audio に限られた問題のようです。
なお、Reddit のユーザーの報告によれば、Google のサポートに問い合わせたところ Google は問題を認識しており、修正に取り組んでいると返答があったことを伝えました。おそらく、Google がサーバー側のアップデートによって修正するものと思われますので、不便ではありますが、暫く待つ必要があります。問題の起きている2台は、2015年9月の同じイベントで発表され、ファームウェアは他の Chromecast と同じ 1.56.x で動作しています。