Google は Pixel デバイスで開始した「Feature Drop」をのコンセプトを Google Workspace にも導入し、2025年2月の「Workspace Drops」による4つの新機能を公式ブログで紹介しています。しかし、ここで紹介されている機能は1月までにすでに展開が発表されている機能です。
Google によれば、2025年2月のテーマは「調査と分析を簡単にする新機能」としており、以下の4つの機能を紹介しました。
- Google スプレッドシート: スプレッドシートのサイドパネルに AI が生成したグラフや分析情報など、強力な新しい AI 分析ツールが追加されました
- NotebookLM : Workspace に追加された新しいお気に入りのリサーチアシスタント
- Gemini Deep Research : Gemini アプリに、詳細かつ多段階のリサーチ機能が登場
- Google ドライブ: 検索可能な動画のトランスクリプトで探している瞬間を見つけましょう
1つ目の Google スプレッドシートは、Gemini サイドパネルを使用してユーザーから分析やグラフ作成を依頼したとき、Gemini は Python によって処理することができるようになりました。これにより、データ内のさまざまな変数間のコンテキストの傾向、パターン、相関関係について、より深い分析情報を生成することができるようになりました。
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また、スプレッドシートではパフォーマンスを向上させる改善もリリースされており、スプレッドシート間のデータコピーの速度が最大50%高速化、大規模なデータセットのフィルターメニューの読み込みが最50%高速化、既存のスプレッドシートを開く速度が最大30%向上しました。
2つ目と3つ目については、NotebookLM と NotebookLM Plus は、Workspace Business および Enterprise のコアサービスとして含まれるようになり、Gemini Deep Research も Workspace アカウントユーザーが利用できるようになりました。
4つ目は、Google ドライブではアップロードされた動画の字幕を自動的に生成する機能はすでに展開されていますが、今回のアップデートでは字幕付きの動画の文字起こしの内容を表示したり検索できるようになりました。