モジュール式を採用して修理可能なデバイスを販売する Framework から、新しい12インチの Framework Laptop 12 が発表されました。
これまで Framework のノートパソコンには。13.5インチと16インチのディスプレイサイズと、様々なカスタマイズオプションは用意されていましたが、12インチでコンバーチブルでスタイラスペンをサポートしたモデルは初めてのリリースです。
Framework によれば、このデバイスはエントリーレベルのノートパソコンという立ち位置で、初めて本体の側面にはゴムのような衝撃吸収 TPU を備え、世界中の学生や若者向けが使用できるように作られていると述べています。
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ただし、発表イベントでは Framework Laptop 12 の仕様を含め、詳細をすべて明らかにしませんでしたが、以下のような機能が含まれることは発表されています。
- 12.2インチ ディスプレイ
- 1,920×1,200 400nits
- タッチ対応、スタイラスペン対応
- インテル 第13世代 Core i3 または i5 プロセッサ
- 最大 48GB DDR5-5200 RAM
- 最大 2TB PCIe NVMe ストレージ
- Wi-Fi 6
- 4つの拡張スロット
- 5色展開
- Windows / Linux
また、この Framework Laptop 12 も他の Framework デバイスと同様に、ユーザー自身で修理やアップグレードができるデバイスとして設計されています。4つの拡張スロットが搭載されており、内部にアクセスするためにはドライバーを使うだけで済みます。
新しい Framework Laptop 12 の価格についても明らかにされませんでしたが、2025年4月から予約注文を開始し、2025年半ばに出荷する予定だとしています。現在は公式サイトでウェイトリスト登録が可能です。
なお、Framework Laptop 12 の対応 OS は Windows と Linux になるとされていますが、プレスリリースのときには ChromeOS を示唆するようなテキストが含まれていました。予約開始のタイミング的には Chromebook Showcase なので、もし ChromeOS モデルがあるのであれば、その時に発表されるのかもしれません。