Google が検索エンジンで AI を活用した検索機能の「AI Mode」の開発に取り組んでいることは報告されていますが、Microsoft も Bing 上で新しい「Copilot Search」モードの開発に取り組んでいるとされています。
この情報は、Windows Latest によって発見されたもので、その情報筋によれば「ChatGPT のようなAI チャットボットの人気が高まる中、伝統的な検索結果と AI による回答のギャップを埋めることを目的とした取り組み」であるとしています。ただし、Microsoft は AI 検索をデフォルトの検索モードにすることは考えていないとしています。
Microsoft の「Copilot Search」は、ユーザーのクエリに対してウェブ上の情報を要約し、直接回答を提供するもので、情報源は回答の下部に「sources」として引用されます。この新しいインターフェースは、既存の Copilot 統合とは異なり、青いリンクを排除されて、AI による要約を中心としたデザインとなっています。どちらかといえば、Perplexity に似ています。
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なお、米国ではこの機能がすでに稼働しており、「Copilot Search」が他の検索フィルターとともにオーバーフローメニューに表示されていることがわかりました。ただし、この追加されたメニューをクリックしなくても機能は利用できるようです。
現時点ではテスト中であり、Microsoft から Windows Latest への声明で、AI を活用した検索モードのテストを行っていることは認めたとしていますが、それ以上の情報は明かされていません。