Xiaomi ブランドのゼネラルマネージャー Lu Weibing氏が、中国でのライブ配信で正式発表前の Xiaomi 15 Ultra のカメラの仕様を公式に明らかにしたことが報告されました。この内容についてはリーカーの Digital Chat Station が Weibo でまとめたものを投稿しています。
このライブ配信によって明らかにされた Xiaomi 15 Ultra に搭載されるカメラの仕様は、これまでのリークを裏付ける内容となっており、以下の4つのカメラセンサがリアカメラに搭載されることが公式となりました。
- 50MP メインカメラ (1/0.98インチ、23mm、f/1.63)
- 50MP 超広角カメラ (14mm、f/2.2)
- 50MP 望遠カメラ (70 mm、f/1.8、10cm 望遠マクロ)
- 200MP ペリスコープ望遠カメラ (1/1.4 インチ、100mm、f/2.6)
- 200mm および 400mm でロスレス出力のセンサー内ズーム (ISZ) サポート
- 0.6 倍、1 倍、2 倍、3 倍、4.3 倍、8.7 倍、17.3 倍を含む複数の焦点距離を提供
また、Xiaomi 15 Ultra は低照度下など夜間撮影をさらに改善することを目指しており、Ultra-Pure Optical System を提供するとしています。加えて、この世代は可変絞りが搭載されないことが確認されました。
これにより、Xiaomi は 15 Ultra の位置づけを、イメージング フラッグシップから「最高峰のイメージングテクノロジーフラッグシップ」へとアップグレードすると伝えています。ただし、これにより価格も上昇したことも確認されました。
このライブ配信では、Xiaomi Imaging Lab の情報が初めて公開され、4月以降には Mi Home エアコンや Mijia の洗濯機と乾燥機のセット、デュアルシステム冷蔵庫、Super Xiao AI スピーカー、インバーター除湿機、Xiaomi Buds 5 Pro、RedmiBook 2025 Pro などの多数の製品を発表する計画があることも明らかになりました。
なお、Lu Weibing氏の Weibo の投稿で、製品発売イベントだけではすべての製品を詳細に紹介するには短すぎるとも伝えており、今後はイベントとライブ配信を組み合わせ、ユーザーに製品の詳細とその背景プロセスを伝える機会を増やすと伝えています。
以下は、これまでにリークされている Xiaomi 15 Ultra のスペックをまとめたものです。
OS | Xiaomi HyperOS 2.0 based Android 15 |
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ディスプレイ | 6.73インチ OLED 3,200×1,440 最大 120Hz リフレッシュレート |
CPU | Snapdragon 8 Elite |
RAM | 16GB LPDDR5X |
内部ストレージ | 256GB 512GB 1TB(中国のみ) |
外部ストレージ | – |
リアカメラ | 50MP メイン (1/0.98″, f/1.63, 23mm,Sony LYT-900, OIS) 50MP 超広角 (1/2.76″, f/2.2, 14mm, Samsung JN5) 50MP 望遠 (1/2.51″, f/1.8, 70mm ,10cmマクロ, 3倍, Sony IMX858) 200MP 望遠 (1/1.4″, f/2.6, 4.3倍, 200mm/400mm, 最大100倍, Samsung HP9) |
フロントカメラ | 32MP (OV32B) |
バッテリー | 5,140mAh (中国は 6,000mAh) 90W 有線充電 80W ワイヤレス充電 10W リバースワイヤレス充電 |
ネットワーク | 5G/4G-LTE Wi-Fi 7 Bluetooth 5.4 NFC (中国のみ)衛星接続対応 |
その他 | 画面下超音波指紋センサ eSIM IP68 防塵・防水 |
サイズ | 厚み 9.4mm |
重さ | 約229g |