先月、Google は Fitbit デバイスのうち、Versa 3 と Sense (初代)に対して「バッテリーの過熱を抑えるためのアップデート」をリリースしています。
このアップデートは「Sense および Versa 3 バッテリー パフォーマンス プログラム」の一環として展開されており、これによって「バッテリーの過熱のリスクが軽減されるが、バッテリー容量が減少する」ことも伝えられています。すべての Versa 3 と Sense に影響を与えるわけではありませんが、最近の報告ではアップデートによって Fitbit デバイスのバッテリー駆動時間が大幅に短くなったことが報告されています。
この問題は Fitbit コミュニティフォーラムや Reddit で多数のユーザーから報告されており、以前は2〜6日間持続していたデバイスが、新しいファームウェアにアップデートした後は1日も持たなくなったと述べています。なかにはバッテリーの消耗により、デバイスが使えなくなったというユーザーもいます。
Google はアップデートの通知のなかで、「バッテリーの持続時間が短くなり、ユーザーはデバイスをより頻繁に充電する必要が生じる可能性がある」と伝えています。すべての Fitbit Versa 3、Sense ユーザーに影響があるわけではないとは言え、想像以上に影響が大きいようです。
影響を受けたデバイスを利用しているユーザーは、50米ドル相当の緩和対応の対象になる可能性がありますので、詳細については Fitbit ヘルプをご覧ください。
なお、Google Pixel 4a のバッテリーパフォーマンスプログラムのアップデートでも同じような問題が発生しています。
また、2025年1月付けでは比較的新しい4つの Fitbit デバイスに対して、いくつかの機能を追加した小規模なアップデートが展開されています。