Samsung のウェアラブルデバイスの1つとして、スマートリング Galaxy Ring がありますが、現在は当然のことならがら、ユーザーの健康管理に限定されています。しかし、新たに公開された特許によって、Samsung は Galaxy Ring で他のデバイスを操作するような機能の導入を検討していることが示唆されました。
91Mobiles が共有した Samsung の特許から、Galaxy Ring にスマートフォン、ノートパソコン、タブレットなどの接続されたディスプレイデバイス間で、データを制御したり転送する機能をもたせることを検討していることが確認されました。この特許では、スマートリングを入力デバイスとして見立て、これを使用した画面コントロールの方法として説明しています。
実際に特許の図では、ノートPCやタブレットにワイヤレスで接続された Galaxy Ring のようなウェアラブルデバイスが示されています。ウェアラブルデバイスを使用して画面を操作し、デバイス間でデータを転送できるようになるかもしれません。
![](https://helentech.jp/wp-content/uploads/2025/02/Samsung-Galaxy-Ring-new-Patent-other-devices-control-2.jpg)
![](https://helentech.jp/wp-content/uploads/2025/02/Samsung-Galaxy-Ring-new-Patent-other-devices-control-1.jpg)
なお、Samsung は特許の説明のなかで、入力デバイスにはスマートリングが含まれる可能性はあるが、それ以外にもペンなどの様々な入力デバイスが対象になると説明しています。そのため、Galaxy Ring に限らずSペンにも同様のワイヤレス機能やデータ転送機能を導入することも検討している可能性があります。
とはいえ、このような機能が今後のデバイスに登場するという保証はありません。しかし、Samsung が Galaxy Ring をただの健康管理のためのウェアラブルデバイスで終わらせないと考えていることは間違いないので、将来のリリースに期待したいですね。