Google は Android デバイスのデジタルアシスタントを Gemini に置き換えており、いくつかのアップデートを経て、ようやく便利になっています。現在、最新のアップデートによって Android のロック画面から Gemini 拡張機能にアクセスできるようになったことが発表されました。
この変更は数日前、Gemini アプリヘルプのコミュニティへの投稿で「Gemini 拡張機能が Android モバイル デバイスのロック画面から直接アクセスできるようになりました」と発表されています。ロック画面からの Gemini 拡張機能へのアクセスは、電源ボタンを長押ししたときや、「Ok Google」の起動ワードのどちらを使用しても可能です。
Google アシスタントまたは Gemini をロック画面で使用していた場合、Gemini 拡張機能はデフォルトで動作するようになりますが、もし動作しない場合には、Gemini アプリの設定から、[ロック画面での Gemini の使用] > [ロックを解除せずに Gemini を使用] をオンにします。
すでに機能は展開されており、複雑なプロンプトでも実行できるようになります。以下は Google が例に挙げているものです。
- 「今夜はデートの予定だから、チョコレート、イチゴ、バラを買うように思い出させて」
- 「一番近くのスターバックスは何時に閉まりますか?そしてそこに行くのにどのくらい時間がかかりますか?」
実際に上の例を試してみたところ、ロック画面から Google マップの情報を取得して教えてくれました。なぜか距離がマイルになっていますが、マップやその他の距離はメートルになっているのでバグかもしれません。
![](https://helentech.jp/wp-content/uploads/2025/02/Gemini-Extension-Lockscreen.webp)
なお、これまでの Google アシスタントと同様に、アプリにカレンダーの予定などの個人的なコンテンツが含まれている場合、一部のアクションではロック画面の解除が必要となります。