Samsung は Android 15 ベースとなる One UI 7 の安定版をまだリリースしていませんが、さらに次世代の Android 16 をベースにする One UI 8 の開発に取り組んでいることが報じられています。
この情報は Smartprix が One UI 7 Beta のソフトウェアを分析することで、Android 16 をベースとした One UI 8 に関連する記述がいくつか発見され、すでに Samsung は One UI 8 の開発に取り組んでいる可能性が示唆されました。すでに Google は Android 16 Developer Preview を公開しており、各スマートフォンメーカーがこれをベースにしたソフトウェアの開発に取り組んでいても不思議ではありません。
また、 One UI 8 の One UI Launcher には「デカールシェーダー」のサポートが追加されることも発見しています。デカールシェーダーがサポートされることで、アイコンやボタンなどに立体感や奥行きを与えることができ、UI要素が画面に浮かび上がっているように見えよりリッチに見えるといった効果が期待できます。
現時点ではデカールシェーダーのサポートが One UI 8 で具体的に何をどうするかはわかっていません。しかし、リーカーの Ice Universe 氏によるとこの機能は新しいロック画面のウェーブアニメーションに採用される可能性を示唆しています。
いずれにしてもデカールシェーダーがサポートされることで、Samsung の UI は視覚的にリッチなアニメーションが導入され、カスタマイズだけでなく魅力的なデザインと動きが追加される可能性があります。
とは言え、One UI 7 安定版がまだリリースされていない状況なので One UI 8 はかなり先の話になります。Samsung は1月22日に開催される Galaxy Unpacked イベントで、Galaxy S25 シリーズとともに Android 15 ベースの One UI 7 安定版をリリースする予定です。