Google が Pixel Tablet 用に開発していたスタイラスペンの画像や機能がリーク

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Google は発売中止となった Pixel Tablet 2 とともに、スタイラスペンも発売する計画があり開発に着手していました。これまでに何度かその情報はありましたが、いまになってそのペンに関する画像や機能などがリークされました。

この情報は Android Authority が Google 内部の情報筋から得たものとして共有しており、ペンはまだ開発されているようですが、本来であれば開発中止となった Pixel Tablet 2 と一緒に発売されていた可能性があったことを伝えています。

このペンの正式名称は「Pen for Google Pixel Tablet」とされており、開発コードは「bushukan」または「B80」で、型番は「GM0KF」となっています。ペンの色は白とグレーの2色で、おそらく Pixel Tablet に合わせて Porcelain と Hazel の名称になったようです。ペン先は交換可能で、ペンにはボタンが搭載されており、押すことでクイックメモアプリが開くようになっています。

また、Pixel Tablet にはペンを充電する場所などはありませんが、これは開発中のキーボードアクセサリーにマグネットでドッキングさせるという方法を考えていたようです。

この他にもスタイラスペンのサポートを拡張し、手書きからテキストへの変更をサポートする機能を利用可能にして、「デバイスを探す」ネットワークによりペンの場所を特定することもできるようになっているようです。

とは言え、Pixel Tablet 専用のスタイラスペンになるとしても、Pixel Tablet は USI 規格をサポートしていることから、USI 2.0 規格のペンを使えば同じようなことができます。ペンとキーボードをドッキングできるということ以外は、特に目立つものもないのが正直な感想です。

Google がまだペンを開発しているらしいということですが、今からリリースしても正直遅く、それこそ市販されている USI ペンを利用すれば困ることはありません。今後、2027年の Pixel Tablet 3 でリリースされるのか、このまま日の目を見ずに開発が中止になるのかはわかりません。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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