Google は Pixel Tablet を生産性向上のデバイスとして活用するために様々な機能の追加に取り組んでおり、これまでに外部ディスプレイを必要としないデスクトップモードや、キーボードなどのアクセサリの開発が進められています。今回、新しい報告によれば Google は2027年の Pixel Tablet 3 で、これらの機能だけでなく新たな一步を踏み出す可能性があるようです。
この情報は Android Authority が Google の gChips 部門からのリークとして共有しており、Google がタブレットでの使用を目的として、Tensor G6 チップで2つ目の USB-C ポートをサポートする計画があるようです。
現在の Pixel Tablet および今後登場するであろう Pixel Tablet 2 では、1つの USB-C ポートとドックと接続するための背面のポゴピン(これは USB 2.0 として機能する)があります。しかし、Pixel Tablet 3 ではこれら2つの接続に加えて、新たに USB-C ポートが追加される可能性があります。
Tensor G6 にはタブレット専用の2つ目の USB-C コントローラーが搭載されることが文書から確認できたとし、このポートは USB 3.2 準拠でおそらく10Gbps の速度を備え、DisplayPort 出力(デイジーチェーンで最大2つのディスプレイ)をサポートするとしています。
2つ目の USB-C ポートがあることで活用の範囲は広がり、キーボードアクセサリーなどの周辺機器と合わせればさらに使いやすく、生産性向上のためのデバイスとして申し分はなくなります。
いずれにしても Google は Pixel Tablet を Apple の iPad Pro デバイスのようにノートパソコンの代わりとしても使えるようなデバイスにすべく開発を続けているようです。あとは Android がどこまで対応できるかなので、今後の進展に期待したいですね。