Samsung が収益発表とともに AI 戦略の強化や販売戦略の一つとして、Galaxy S25 シリーズや XR デバイス、安価な折りたたみ式デバイスを含む2025年の計画を予告し始めたことが報告されました。
まず、Samsung は Galaxy AI の進化に触れ、Galaxy S25 シリーズやフォルダブルデバイスなどのフラッグシップを中心にして、売上と収益性の向上を目指し、Galaxy Tab や Book、ウェアラブルなどのエコシステム製品の販売拡大も行う計画があることを伝えました。そのなかで、Galaxy S25 シリーズが来年上半期に発売されることを認めています。
また、将来発売予定とする XR (eXtended Reality / 拡張現実) デバイスについても予告しました。これは Google と共同開発され、Qualcomm のチップセットと Android を搭載する XR デバイスになると言われ、Qualcomm の話からこのデバイスは「スマートグラス」になると考えられています。当初は2024年に発表し、開発者向けハードウェアも10月に利用可能になると報告されていましたが、現時点では実現していません。
また、別のカンファレンスの報告では、Samsung がより安価な折りたたみ式スマートフォンのリリースを再び検討している可能性が示されました。これは「より多くのユーザーが実際に折りたたみ式デバイスを体験できるよう、参入障壁を下げる方法」として、「新しいフォームファクターを準備する方法」を模索していると述べたとしています。少し前に安価な折りたたみ式デバイスのリリースを否定しましたが、状況が思わしくないため戦略が変わる可能性があるようです。
いずれにしても Samsung は2025年に大きく販売戦略を見直す可能性があり、とくに新しいデバイスとして XR デバイスや安価な折りたたみ式、あるいは三つ折りスマートフォンに至るまで様々なデバイスをリリースする可能性があります。
Source Samsung Newsroom (KR) via 9to5Google