Google は Windows 向けとなる Quick Share アプリに多数のバグ修正を含む追加のアップデートをリリースしました。
今月の初めにもアップデートが展開されていますが、今回のアップデートも主にバグ修正を含むもので、新機能や大きな変更は特にありません。これにより Windows 向け Quick Share アプリは v1.0.2002.2 へと更新されます。
アップデートの内容には、特定の非 ASCII 文字を含むファイルで発生するクラッシュの問題、アプリを閉じたときに設定が保存されない問題、Bluetooth の使用時にアプリがクラッシュする問題などの修正が含まれています。
リリースノートによれば、今回のアップデートによる変更内容は次のとおりです。
目次
v1.0.2002.2 のアップデート内容
- 同じペイロード ID を持つ不明な送信者から受信したファイルを削除するように修正しました。
- ファイル名に非 ASCII 文字が含まれている場合にアプリがクラッシュする問題を修正しました。
- 非 ASCII 文字により受信したファイルが正常に開けない問題を修正しました。
- 設定の読み取り時の問題を修正しました。
- 特定のシステム構成で設定を保存できない問題を修正しました。
- インストール後にクイック共有のショートカット アイコンがスタート メニューに表示されない問題を修正しました。
- 入力ファイルの読み取り時にアプリがクラッシュする問題を修正しました。
- 検出中に複数の GATT 読み取りが発生する問題を修正しました。
- Wi-Fi LAN アドバタイズメントを停止するバグを修正しました。
- Bluetooth に接続するときにアプリがクラッシュする問題を修正しました。
- Wi-Fi ホットスポット プロファイルが正しく削除されない問題を修正しました。
- ファイル転送中にアプリを閉じると Wi-Fi ホットスポットを回復できない問題を修正しました。
なお、今回のアップデートでも Windows on Arm をサポートしませんでした。そのため、Qualcomm の Snapdragon X シリーズチップセットを搭載する Windows ノートパソコンでは Quick Share アプリはまだ動作しないことに注意してください。