Google は Gemini 1.5 を使用して構築された NotebookLM から、”Experimental”ラベルを削除し、新たな一連の機能をリリースしました。また、企業、大学、組織向けに最適化された Google Workspace 経由で提供される NotebookLM Business も発表しました。
NotebookLM を使うことでユーザーが様々な情報を独自ソースとして扱うことができ、複雑な情報を理解したり要約したり、それらを基にアイデアを出すなど情報を活用する便利な機能です。これまで実験的な位置づけで提供されていましたが、本日から”Experimental”ラベルが削除されて正式リリースとなります。
先月には、NotebookLM にユーザーがアップロードした音声ファイルや YouTube の動画をソースとして利用できる機能が展開され、それらを要約したりすることもできるようになりました。今回、さらに2つの新機能が導入されています。例えば、音声ファイルの要約を生成する前に、特定のトピックに焦点を当てたり、視聴者に合わせて専門知識のレベルを調整することができます。また、NotebookLM で作業をしながら音声の要約を聴くことができるようになりました。
最後に、Google は企業や大学、組織向けに機能が強化された NotebookLM Business も発表しました。これは Google Workspace 経由で提供されます。本日からパイロットプログラムに申し込むことができ、新機能やトレーニング、メールサポートなどを利用することができます。なお、NotebookLM Business の一般提供開始と価格については今年の後半に詳細を公表するとしています。
今回のリリースに関する内容についてはこちらをご覧ください。
