Google は Android 15 の安定版をデバイスにまだ展開していませんが、次世代の Android 16 の開発に取り組んでおり、コードネームが「Baklava」と呼ばれることが報告されました。
Google は過去数年間、Android のバージョンをデザートの名前で呼ぶことはほぼなくなりましたが、実際には開発のコードネームでは使われており、Android 15 には「Vanilla Ice Cream」というコードネームが付けられていました。
今回、Android Authority からの報告では、Google は2009年に Android 1.5 をリリースして以来、次のバージョンのコードネームの頭文字をアルファベットの次の文字で始まるデザートにするというパターンがありましたが、Android 16 は「W」から始まらず、それが適用されない可能性があるようです。また、開発コードから Android 16 には「baklava」と付けられていることも伝えています。ただし、この「Baklava」もデザートの1つです。
ちなみに Android 1.5 から Android 15 までは、次のようなコードネームで呼ばれていました。
バージョン | コードネーム |
1.5 | Cupcake |
1.6 | Donut |
2.0/2.1 | Éclair |
2.2 | Froyo |
2.3 | Gingerbread |
3.0 | Honeycomb |
4.0 | Ice Cream Sandwich |
4.1-4.3 | Jelly Bean |
4.4 | KitKat |
5.0/5.1 | Lollipop |
6.0 | Marshmallow |
7.0/7.1 | Nougat |
8.0/8.1 | Oreo |
9 | Pie |
10 | Quince Tart |
11 | Red Velvet Cake |
12/12L | Snow Cone |
13 | Tiramisu |
14 | Upside Down Cake |
15 | Vanilla Ice Cream |
この流れから Android 16 では「W」から始まるデザートになると予想されていましたが、Google はそれを選択しなかったようです。