Google は今年はじめ、子供向けの Fitbit Ace LTE のリリースとともに「スクールタイム」機能を導入しましたが、Android スマートフォンとタブレット、Samsung Wear OS デバイスにも「スクールタイム」を導入することを発表しました。
保護者が「スクールタイム」を有効すると、指定された時間帯に子どもの Android スマートフォンを「機能が制限された専用のホーム画面」に設定することができます。これは授業中に気を散らすものを減らすことが目的ですが、集中する時間や画面から離れて休憩する時間など授業時間以外でもオンにすることができます。
なお、保護者はペアレンタルコントロールアプリのファミリーリンクを使い、スクールタイム中に許可するアプリをスケジュールして選択でき、特定の連絡先からの通話やメッセージを許可することもできます。必要に応じてすぐ解除することも可能です。
一方、子どもスマートフォンには「スクールタイムが有効です」という黒い画面が表示され、いつまで有効になっているかが表示されます。左下隅に電話のショートカットが表示され、利用可能なアプリを確認することもできます。
現在は Fitbit Ace LTE スマートウォッチ以外、これらの機能はまだ展開されていません。今後1年間で一部の Android スマートフォン、タブレット、Samsung Galaxy Watch に導入される予定です。Google Pixel Watch に関しては特に言及されていません。
この他にも家族向けの追加機能として、10代の子どもがアカウントをリンクできるようになり、保護者は YouTube での子どものアクティビティを把握できるようになります。これは今年の夏後半にリリースが予定されています。
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