Samsung が次にリリースを予定しているフラッグシップタブレットのうち、Samsung Galaxy Tab S10 Ultra と見られるデバイスのベンチマークが Geekbench に登場したことが報告されました。
これまでの情報では Samsung は Galaxy Tab S10 シリーズでは Qualcomm の Snapdragon ではなく、MediaTek の Dimensity チップセットを搭載する可能性が示されており、今回登場したデバイスのベンチマークから同モデルは Dimensity 9300+ と思われるチップセットを搭載している可能性が確認されました。
Geekbench には samsung SM-X926B という型番で登録されており、シングルコアスコアが2,141、マルチコアスコアが5,533という結果を獲得しています。また、デバイスのマザーボード名に gts10u と記載されており、以前データーベースのリストからも型番とともに確認されています。
そのため、今回のモデルが Galaxy Tab S10 Ultra を示している可能性が高いとしています。
この他に Geekbench のリストからは、12GBRAM と Android 14 で動作していることが確認できます。また、プロセッサが1つの 3.40GHz コア、3つの 2.85GHz コア、4つの 2.0GHz コアで動作しており、GPUには Mali-G720-Immortalis MC12 が搭載されていることから、これが MediaTek Dimensity 9300+ になる可能性があります。
チップセットに関しては、以前 Geekbench で発見された Galaxy Tab S10+ (S10 Plus) と同様のものを搭載しており、やはり Samsung は Galaxy Tab S10 シリーズで MediaTek Dimensity 9300+ を採用するという可能性は高いと思われます。
また、これまでの噂では Galaxy Tab S10 シリーズでは Plus と Pro の2モデルのみとなり、ベースの Tab S10 は発売されないと言われています。
via 91mobiles