先月、Microsoft がベータ版の更新として Windows に組み込まれていた AI コンパニオンアプリを独立したアプリとして提供するようにしましたが、2024年7月の Windows 11 23H2/22H2 向けのアップデートにて正式に広く展開されています。
この変更により、Copilot アプリは右端に固定されるのではなく、タスクバーに固定されるようになりアプリのように動作します。そのため、ウィンドウサイズの変更や移動、スナップが利用可能になりました。
一方、前回の記事でお伝えしたように独立したアプリになったことで、Windows の設定を変更したりアプリを操作したりという機能が使えなくなりました。また、「Win + C」で Copilot を呼び出すキーボードショートカットも廃止されました。
単なるウェブアプリ(PWA)として提供されるようになったことで使いやすくなったかもしれませんが、OSとの連携機能が削られたことで他の AI チャットボットと大きく変わらなくなってしまったのは残念です。