Samsung Display は着脱可能なキーボードを備えた折りたたみ式デバイスの特許を中国の国家知識産権局(CNIPA)に申請したことが確認され、デバイスの使用例とプロダクトのデザインスケッチが明らかにされました。
この情報は 91Mobiles が共有したもので、Samsung の特許申請に含まれているデザインから、デバイスのキーボードのあり、なしの両方で新しい折りたたみ式デバイスのデザインを確認することができます。
提出された画像からは、デバイスの下部の5分の1くらいにヒンジがあり、これを内側に折りたたむことができるようです。この部分にキーボードを取り付けることができ、キーボードを装着した状態でも折りたたんでカバーのようにすることができます。
画像からわかる範囲では、折りたたみとは反対側になる4分の1くらいの部分はスライド式のようにも見え、ディスプレイを引き出しているようです。
つまり5分の1を内側に折りたたむことができ、折りたたんで5分の2、もう一方の5分の1はスライドで引き伸ばし、残る5分の2にはキーボードがカバーの役目で覆うといったデバイスになるようです。実際にはキーボードのほうが幅広に見えるので正しく5分割というわけではなさそうですが、かなりユニークな折りたたみ式デバイスに見えます。
折りたたみ式デバイスでキーボードを取り付けることができれば、持ち運びのしやすさに加えて大画面になることで生産性の向上も期待でき、仮に Android デバイスであっても Samsung には DeX モードもあるため、使い方は広がりそうです。
いずれにしても現状では特許であり、これが実際のプロダクトに反映されるかはわかりませんので、こういうデバイスが出てきたら面白くなりそうです。