Google は今年8月の新製品発表で折りたたみ式スマートフォンの次世代モデルを Pixel 9 シリーズの一つとしてリリースする可能性があり、そのデバイスは｢Google Pixel 9 Pro Fold｣と呼ばれる可能性が示唆されています。このデバイスは現行 Pixel Fold からディスプレイのアスペクト比が変更され、縦長になって正方形により近いデザインになることがレンダリングなどから示されています、
今回、新しい情報によれば Google は Pixel 9 Pro Fold など縦に長い折りたたみ式スマートフォンに合わせて、Android のマルチタスクを強化する目的で改良された分割画面モードを提供する可能性があることが報告されました。
この報告は Android Authority の Mishaal Rahman 氏によるもので、Google はデバイスがポートレートモード(縦方向)のときでもアプリを並べて配置できるようにコード変更していることを明らかにしています。
この変更が Pixel 9 Pro Fold 向けであるとは明記されていないようですが、これまでの噂でアスペクト比がほぼ正方形になることが示されているため、少なくとも Pixel 9 Pro Fold がきっかけで変更されたことに間違いはないと思われます。
また、これらのコード上から新しい画面解像度に関する言及も発見しており、次期 Pixel 9 Pro Fold の内部ディスプレイの解像度が2,076×2,152であることを確認しています。現時点ではディスプレイサイズは不明です。なお、現在の Pixel Fold は7.6インチで2,208×1,804となっています。
縦向き折りたたみ式デバイスの左右分割をサポートするコードは Android 14 QPR2 のリリースで導入されており、この他にも折りたたみ式デバイスやタブレットなどに向けて Android 15では分割画面表示したアプリをホーム画面に保存しておく機能なども追加されています。
また、Android のデスクトップモードが改良され、フリーフォームのアプリのウィンドウ表示を大幅に改善しています。
Google Pixel 9 Pro Fold は2024年8月13日の Made by Google 2024 イベントで発表される予定ですが、おそらくそれまでの間に様々な情報がリークされるはずなので、今後も追っていきます。
