Google が「認定外部品が含まれた Pixel デバイス」に関する修理プログラムのポリシーを変更

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Google Pixel のリアパネルにある G ロゴの写真

Google には Pixel デバイスの修理サービスにおける「Service & Repair プログラム利用規約」という規約がありますが、このうち「認定外部品」が含まれているデバイスにおける対応について更新があったことが報告されています。

以前までは修理に出した Android スマートフォンに、Google による認定を受けていない部品(認定外部品)が含まれている場合は、そのスマートフォンは返却しないという文言が含まれていたようです。これについて海外で話題になったことで、現在は利用規約が変更されており「お客様のデバイスは修理されることなくお客様に返送される」ことになりました。

Android Authority によれば、ここ数日の間に規約ページが変更されたようです。また、この規約を日本語でも確認したところ「デバイスを返却する」ことになっているため、日本でも同様に新しいポリシーが適用されます。

一方、海外では非認定の部品が含まれている場合でも修理できるケースはあるようですが、特定の条件や安全上の問題で修理できないケースには返却されるとしています。もし返却されなくても Google が何らかの対応を取ることが示されています。日本ではこういった記載はなく、認定外部品が含まれたデバイスは返却するとだけ書かれています。

いずれにしても Google が認定していない部品によって修理されたデバイスを送ったときの扱いがはっきりとし、日本では Google の Service & Repair プログラムを利用する場合には認定外部品が含まれていたら修理されないということが明らかになりました。

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Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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