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1MORE SleepBuds Z30 を実機レビュー。バッテリー駆動時間が延びた寝ホンの最新モデル

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1MORE SleepBuds Z30 の実機レビューのヒーロー画像
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今回の記事では、1MORE がリリースした「寝ホン」の最新機種となる「1MORE SleepBuds Z30 (EH608 スリープイヤホン)」の実機レビューをお届けします。なお、本レビューは製品の提供を受けて執筆しています。

新しい 1MORE SleepBuds Z30 は、2024年4月10日に日本で販売を開始しており、2021年に発売された 「ComfoBuds Z」の後継モデルとなります。前モデルと同様にイヤホン本体が約7.5mmと非常に薄い設計になっており、横向きになっても耳に圧迫感を感じにくいデザインを採用しています。

特に大きく改善された点は再生時間で、前モデルはイヤホン単体で2.5〜3.5時間でしたが、新しい SleepBuds Z30 では2倍以上の6〜8時間の再生が可能になりました。そのため、横になりながら長時間音楽を聞きたいユーザーには、より使いやすいイヤホンになっています。

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目次

実機レビュー

ケースもコンパクトサイズで軽量、表面はさらっとした触り心地です。ケースの公称サイズは60×30×38.5mmで、重さは実測約40g(イヤホン込み)でした。ポケットにも入れることもできますし、ベッドサイドに置いてあっても邪魔にはなりません。

ケースの背面には充電用の USB-C ポートがあります。ワイヤレス充電に対応していればもう少し便利だったかもしれませんが、使いどころが寝るときだけであればそこまで不便とは思いませんでした。

ケースの蓋を開けると、中にペアリングボタンがあります。イヤホンを入れたままボタンを長押しすることでペアリングモードになり、スマートフォンなどとペアリング設定ができるようになります。

初回起動時は自動的にペアリングモードになり、ペアリング済みであれば蓋を開けたときにデバイスに自動的に接続され、イヤホンが入った状態で閉じれば自動的に電源がオフになり切断されます。

ただ、残念ながら着脱検知機能はないため、イヤホンを外しただけでは音楽等の再生は止まらず、手動で一時停止するかケースにイヤホンを入れて蓋を閉じる(接続を切る)必要があります。もし Z30 を着けたまま寝落ちして、イヤホンが外れたとしても音楽が流れっぱなしになるので、着脱検知はあるほうが便利だったかもしれません。

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装着感に関しては、前モデルと同様に小さく軽いことで耳への負担も少なくて良いと思います。イヤーピースも4種類の大きさ(SS/S/M/L、うちMが装着)が用意されているため、合うサイズに交換することでパッシブノイズキャンセリングの効果も出てきます。私はデフォルトのMでちょうど良かったです(大体のイヤホンは初期装着を使う)。

フィット感も悪くはなく、何より横向きになっても耳への圧迫感は少ないことで、ごろ寝しながら音楽を聞いたり動画を見たり、スマホで何かするときに邪魔にならないことは大きなメリットです。サイズをほとんど変えずに前世代からバッテリー駆動時間を延ばしたことも良い点です。

一方、パッシブノイズキャンセリングはイヤホン自体の遮音性を上げることで周囲の騒音を物理的に聴こえなくする仕組みのため、やはりアクティブノイズキャンセリングほど「音が消える(抑えられる)」といった変化を感じることはできません。

そのため、静かな部屋で使うときやエアコンや扇風機、空気清浄機などの静音モードあたりの比較的小さめの音は気になりませんが、泣き声や話し声、物音などは音楽を流していてもそれなりに聞こえてきます。あまり騒がしい場所で耳栓として使うには少し厳しいかもしれません。

なお、寝ながら使うことが前提になっているため、誤操作を防ぐためにイヤホンにタッチセンサーなどは搭載されていません。普段使いするには不便があるので、比較的静かな場所で横になるときに使うイヤホンというコンセプトどおりの使い方をするユーザーにはオススメのモデルです。

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音質については、小型&コンパクトサイズの影響もあるためか、かなり軽めの音です。イコライザー機能などもないため音質にこだわる場合は物足りなさを感じますが、アプリを使うことで通常の楽曲再生に適した「音楽」(これがデフォルト)とヒーリングミュージックの再生に適した「落ち着く」という2つを切り替えることができます。

デフォルトの「音楽」だと全体的に軽めに感じますが、「落ち着く」にするとスタンダードなイヤホンっぽい音に近づくので、好みで使い分けることは可能です。音質の点は音よりも寝ながら(横になりながら)音楽やポッドキャストなどを聴くときの邪魔になりにくさを重視する場合のトレードオフですね。

なお、アプリは非常にシンプルな機能で、前述の「音楽」と「落ち着く」のリスニングモードの切替とファームウェアアップデート、クイックガイド、ヒーリングサウンドの操作に対応しています。

このうちヒーリングサウンドはデフォルトで6つ(Summer Rain, Medium Fire, Drizzle, Thunderstorm, Breeze, Spring Water)の用意されています。どれも聞きやすい音でしたが、気になったのは音量を操作するときにスマートフォン側の設定を変更しても反映されず、アプリ内の音量スライダーで操作しなければいけないことです。そのため、音量を操作するときと停止するときには毎回アプリに戻らなければなりません。このあたりの使い勝手には改善の余地が残されています。

最後に価格についてですが、公式サイトにおける定価は10,800円(税込)となっています。なお、記事執筆時点では Amazon で15%オフクーポンが発行されており、9,180円で購入することが可能です。

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まとめ

「1MORE SleepBuds Z30」は音質や機能面では正直物足りなさはありますが、あくまでも”睡眠時に使用可能な小型設計かつ最大8時間連続再生が可能な睡眠用イヤホン”であり、”寝ている状態でも快適に装着でき、入眠や睡眠用に音質を調整している”ため、このコンセプトどおりの使い方を考えているのであればオススメです。

すでにイヤホンやヘッドホンを使っていても、寝るときに装着しやすく邪魔にならないイヤホンを別で探しているユーザーには「1MORE SleepBuds Z30」は良い選択肢になりますので、検討してみてはいかがでしょうか。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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