Google はタブレット向けの Gboard アプリにいくつかの機能を追加していますが、最近では Pixel Tablet でアシスタントによる音声入力ツールバーを備えた新しいキーボードデザインを展開しました。
この新しいデザインは、Gboard を利用中に音声入力アイコンをタップするとこれまでとは違ってキーボードが非表示になり、新しい角丸長方形のツールバーが表示されるようになります。Googleは音声入力時に画面を広く見られるようにするためとしています。
新しいツールバーは、左端から現在の言語設定(タップしてメニュー)、絵文字、音声コマンド内容の表示エリア、キーボード表示、音声コマンドとなっています。
ツールバーは下部端だけでなく左右両端に移動できるところも含め、このあたりの見え方は前回紹介している新しい物理キーボード向けツールバーとほぼ同じです。
また、キーボードが開いている状態で音声入力コマンドタップすると[ツールバー]と表示され、最初に表示されたときには”音声入力中はキーボードを非表示にできます”と通知されるので気付けるはずです。
タブレットで音声入力を使う人であれば、余計なキーボードが非表示になることでテキストフィールドを広く確認することができるので便利なアップデートだと思います。
現時点でこのアップデートは Gboard 13.7 (ベータ版) で確認されており、Pixel Tablet では試すことができましたが、Pixel Fold では表示されていません。今後どうなるかはわかりませんが、少なくともタブレットにおける音声入力時の改善は行われています。
via 9to5Google