レノボが今年9月に海外発表しているハンドヘルドゲーミングPC「Lenovo Legion Go」を12月8日から日本で発売することを発表しました。「Lenovo Legion Go」はポータブルゲーム機のような見た目ですが、Windows 11で動作しているためPCゲームやコンソール、スマートフォンなどのゲームもプレイ可能です。もちろんミニPC的な扱いをすることもできます。
ディスプレイはタッチに対応する144Hzリフレッシュレートの8.8インチ(2,560×1,600)を搭載、97%DCI-P3色域に500nitsの明るさを備えています。チップセットにはAMD Ryzen Z1 Extreme、16GBRAM LPDDR5Xと512GB SSDを搭載、最大7.9時間のゲームプレイが可能なバッテリー、独自の冷却技術も備えており安定したゲームプレイを期待できます。コントローラーもエルゴノミックデザインを採用し、Nintendo Switchのように取り外すことも可能です。なお、右側コントローラにタッチパッドが搭載されていることもポイントです。
機能面では、ゲームにアクセスしやすくするランチャー機能やクイック設定機能を備える Legion Space を利用でき、PCでもゲーム機のように使うこともできます。このあたりは、海外での発表時と大きな変化はありません。
販売価格は134,800円前後となっており、本体以外にLegion Go キャリングケースが同梱され、Xbox Game Pass Ultimate (3ヶ月分)のチケットも付属しています。
日本国内で販売されるモデルのスペックは以下のようになっています。
OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 8.8インチ IPS 2,560×1,600 60~144Hz タッチパネル 97% DCI-P3 / 500nits |
CPU | AMD Ryzen Z1 Extreme |
Graphics | AMD Radeon RDNA Graphics |
RAM | 16GB LPDDR5X-7500Mhz |
内部ストレージ | 512GB SSD PCIe 4.0 |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C(USB 4.0) 3.5mm Audio Jack |
ネットワーク | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.2 |
バッテリー | 49.2WHr 急速充電(30分で最大70%) |
その他 | – |
サイズ | 299×131×41mm(コントローラーあり) |
重さ | 854g |
価格 | 134.800円前後 |
ASUSが今年6月に発売した「ASUS ROG Ally」の競合機種となりますが、性能面では共通している部分も多いものの、ディスプレイが大きいことやタッチパッド付きで取り外しのできるコントローラーや背面のスタンドが付いていることなどハードウェア面での違いがいくつかあります。
デザインを含めて好みに依る部分もあると思いますが、どちらも持ち運んでどこでも気軽にゲームがプレイできるデバイスです。「Lenovo Legion Go」の詳細については公式サイトをご確認ください。