Google ウォレットが職場のIDカードもデジタル化できるようになります

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Google ウォレットは最近のアップデートで様々なカードをデジタルで保存できるようになり、印字されたプラスチックや紙のカードのデジタル化にも少しずつ対応しています。現在、このアプリはイベントのチケットや飛行機のチケット、QRやバーコードが印字されているリアルのカードのデジタル化、米国や海外の一部の国では運転免許証やワクチン接種券などもデジタルカードとして利用することができます。

過去数ヶ月にわたって Google はウォレットアプリのアップデートを行ってきましたが、新しいアプリのバージョンでは企業から従業員向けに提供される職場のIDカードもデジタル化できるようになったことが報告されました。これによりリアルカードの提出を求められる職場でない限り、Google ウォレットがデジタルIDカードとして機能するようになります。

この報告は Android Police によるもので、Googleはサポートドキュメントを更新していることを発見し、Play サービスのバージョン 23.44へのアップデートによってウォレットに機能が追加されることを確認しています。

プライバシーとセキュリティを重視する企業であれば、施設に入るときやエリアを移動するときにIDカードを利用してログを記録することになると思います。こういったカードはデジタル化しやすいものであると思われるため、今回のような機能がウォレットに搭載されれば、例のストラップを首から下げる必要はなくなりますし、スマートフォンさえあれば良くなります。

現時点ではウォレットに展開されるスケジュールは明らかにされていませんが、アップデートで展開されることはわかっているので、近いうちに利用可能になると思います。日本語のヘルプにも記載されていることから、おそらく日本国内でも使えるようになるはずです。

Source Google via Android Police

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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