みなさんこんにちは、へれん(@Helen_Tech)です。
追記2018/11/10にドイツのAcer公式に詳細が掲載されたので追記。
最近は14インチのChromebookがいくつか発表されているわけですが、今回の「Acer Chromebook 514」はその中でも早い段階で発表があった機種になります。
当初ははっきりとしたスペックはわかっていませんでしたが、IFA会場内で実機展示があったおかげで、いくつかの情報は出てきていました。
発売の時期についても、10月頃ということだけで具体的な動きについてはこれまでありませんでしたが、どうやら米国FCCの認証を通過したことで、近いうちに米国内での発売が期待されます。
ということで、現時点までにわかっている「Acer Chromebook 514」に関するスペックなどを改めてまとめていこうと思います。
「Acer Chromebook 514」のスペック
Acer Chromebook 514 | |
ディスプレイ | 14インチ IPS 1,920 × 1,080 (オプションでタッチスクリーン) |
CPU | Celeron N3450 Pentium N4200 |
RAM | 4GB 8GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC 64GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 イヤホンジャック |
その他 | バックライト付きキーボード |
バッテリー | 最大12時間 |
価格 | 349ドルから |
スペックについてはこのようになっています。
前回の展示品レビューから仕入れた情報とほぼ同様の構成のようです。
ディスプレイに関しては、HDモデルが存在するかもしれませんが、フルHDモデルが推しなのは間違いないかと思います。
一部の情報では、タッチスクリーンに対応・非対応のモデルも選択できるようですが、おそらく上位モデルにタッチスクリーンが付いてくるという感じかと思います。
CPUやRAMについても、先日の「ASUS Chromebook 14 C423」のようにエントリークラスのCeleron N3450とミドルクラスのPentium N4200という区分けでそれぞれ4GB、8GBとなっているようです。
またポートも充実していますので、日常使用から教育現場、ビジネス用途としても使い勝手の良いChromebookだと思います。
あとバックライト付きキーボードを搭載しているというのも、かゆいところに手が届いている良機種ではないでしょうか。
バッテリーも最大12時間ということなので、こちらも安心して使えるものかと思います。
もしかしたら採用しているディスプレイとCPUの組み合わせによって、10時間くらいということもあるかもしれません。
価格は最低価格が349ドルからとなっていて、おそらくCeleronの4GBRAMモデルがこれにはまり、上位のPentium、8GBRAMモデルがこれまでと同じ流れだと499ドル程度となるかと思われます。
まとめ
ということで、ざっくりと「Acer Chromebook 514」についてまとめてみました。
14インチクラスのChromebookとしては、今後スタンダードになりそうなスペック構成となっています。
これまでのリーク通り、かなりバランスの取れたChromebookのようですので、はじめてChromebookを購入する方や大きいめのディスプレイを持つ機種が欲しいと思う方には良い選択肢になると思います。
ただ重さについては詳細は不明ですが、以前の記事で書いたようにレビュー動画を見る限り、「ASUS Chromebook C423」と同じような1.3~1.5kg程度に収まるような気がします。
さらに言えば、今回のFCC認証に関する画像を見たところ、「PCリサイクル」にマークもあるんですよね。
海外のみで展開されるものでは、ここにも日本語表記はないものが多いのですが、これがあるということは国内でも販売される可能性があるのがわかります。
個人的には「Acer Chromebook R13」と似た使い勝手の良いモデルになると期待しているので、早く米国でリリースしてくれないかなと思っています。「C423」とどっちにしようか悩むところですけどね。
ということで、販売開始のアナウンスを待つ必要はありますが、日本モデルも期待できそうですね。
今後リリースなどが出れば、改めてお伝えしたいと思います。
2018/11/10 ドイツ公式に情報が出ました。
すでにTwitterでも書きましたが、ドイツのAcer公式サイトに「Chromebook 514」のN4200を採用した2モデルが掲載されています。
- 4GBRAMモデル:449ユーロ
- 8GBRAMモデル:519〜570ユーロ
いずれもCPUはN4200で、ストレージも64GBとなっています。
8GBRAMモデルのみ価格に変動がありますが、セールの影響なのかわかりません。
とりあえず570ユーロくらいする、と思っていた方がいいかもしれません。
また懸念していた重さについては、1.5kgと販売サイトに記載されていました。
価格を見るとちょっと高いように思いますが、ユーロ圏では他の機種もこのような価格設定となっています。
おそらく米国で発売となる際はこれまでの通例として、価格調整が行われて大体3〜40ユーロ分安くリリースされる傾向にあります。そうした場合に、おおよそ4GBRAMが399ドル、8GBモデルが500ドル程度と考えられますね。
…こう考えればすでにリリースされている類似モデルと同じになるので、あり得ないことはないはず。