モトローラは2023年6月に米国で「Motorola Razr (2023)」と「Motorola Razr+ (Plus)」の2つの折りたたみ式スマートフォン発表し、「Razr+ (Plus)」はすぐ発売となりましたが、「Razr (2023)」だけはしばらく登場しませんでした。
今回、10月12日より米国市場で予約注文が開始されることが明らかになり、10月19日より発売される予定で、販売価格は699.99ドルとなっています。しかし、現在は「Razr (2023)」をプロモーション価格で購入することができ、100ドルオフの599.99ドル(約9万円)とかなり手頃な価格で入手できます。
もちろん、定価の699.99ドルでも「Samsung Galaxy Z Flip 5」や「Raze+」に比べてもかなり安価な価格設定で、「Galaxy S23」や「Pixel 8」などよりも安いことが特長です。
「Motorola Razr (2023)」は「Motorola Razr+」に比べて価格が安いため、いくつか控えめなポイントがあります。例えばカバーディスプレイは操作できる大型ではなく、通知などを確認するための従来の1.5インチほどのサイズを採用しています。一方、折りたたまれる側のメインディスプレイは変更がなく、144Hzリフレッシュレートに対応した6.9インチディスプレイとなっています。
この他の点では、上位モデルの Snapdragon 8+ Gen 1 は Snapdragon 7 Gen 1に置き換えられ、ワイヤレス充電がなくなり、メインカメラは64MPと高画素ですがセンサーの品質はそこまで良くありません。
あとはバッテリーが4,200mAh、8GBRAMと128GB UFS2.2ストレージ、32MPフロントカメラ、13MP超広角カメラを採用しています。
なお、Razr は Android 13 を実行しており、「Razr+」と同じように3回のAndroid OS アップグレードと4年間の隔月セキュリティパッチアップデートが保証されています。
日本でもリリースされるかはわかりませんが、「razr 40 ultra」が販売されているので可能性はあるものの、2モデルも出すかは微妙ですね。とは言え、手頃な価格の選択肢であれば有り得そうな気もしています。