Google が Chromebook のアダプティブ充電を今後リリースすることも発表

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Google は自動更新ポリシーの期限が最長10年に延長されるという発表とともに、Chromebook のバッテリーの健全性を維持するために役立つ「アダプティブ充電」を今後数ヶ月以内に展開することを明らかにしています。

アダプティブ充電の機能自体は昨年5月からCanaryで利用可能となっており、ChromeOS 116 Beta から Beta Communityで紹介されており、フラグ chrome://flags#adaptive-charging を有効にすることで試すことができるようになりました。なお、ChromeOS 116 Stable にアップデートされているChromebookを使っていれば、フラグを有効にして試すことができます。

アダプティブ充電は、Pixel スマートフォンやAndroidスマートフォンなどで、電池の劣化を防ぐためにバッテリーの使用量や充電バターンを学習し、バッテリーに負荷をかけすぎないようにしてバッテリー寿命を延ばすための機能です。

Chromebookでは、一部のデバイスで利用できる新しい ChromeOS 電源管理機能であり、ユーザーがデバイスのプラグを抜くタイミングに関する ML モデルの予測に基づいて、80% まで充電した後、100% まで充電を完了するものとして説明されています。

ただ、筆者はここ数ヶ月アダプティブ充電をテストしていますが、充電のタイミングやパターンがいまいち掴めず、気づいたらすぐ100%になっているなど安定していない印象です。正式リリースまで今後数ヶ月はかかるということなので仕方ないとは思いますが、信頼性の高い機能になってくれることを期待しています。

Source Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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