「Blackberry KEY2」を1ヶ月使い続けたので改めてレビュー!もう手放せないよ…

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9月のはじめに記事にしていますが、気づけば「Blackberry KEY2」が届いてからおよそ1ヶ月が経過してしまいました。

正直なところ、これを手にするまでは「KEY2」にそこまで魅力は感じてなかったんですよね。

キーボードの拡張という点は気になっていましたが、デュアルカメラを待っていたわけでもなかったですし、すでに「KEYOne」も持っていましたし。

ただ実際に触れてみて、「KEY2」ならではの良さというのを痛感しました。
これなら「KEYOne」から乗り換える価値もあるかもしれない…そう思ってしまったのも事実です。

ということで、実際に「Blackberry KEY2」を1ヶ月ほど使ってきた感想というかレビューをまとめていこうと思います。

目次

良かったところ

まずはこちらから取り上げていきます。開封レビューの際にも触れていることを改めて触れているところもあるので、重複してしまうことご了承ください。

キーボードの使い勝手の良さ

これはもう、「KEYOne」には戻れないと思わせるくらいに良い出来です。

ガラス調のキートップから平面に近いマット調のキートップに変わったことで、打鍵感がなんとなく良くなりましたし、広さも約20%程度増えたことで、ミスタッチも減ったし指の腹で押しやすくなりました。

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光による反射も抑えられているためか、明かりのもとでキーを確認するとき視認性が改善されているというのもポイントかと思います。

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だいぶ違うと思います。キーに慣れてしまえばさほどでもないんですが、咄嗟に確認したときの見え方が違うので、困ることは少なくなりました。

あと「Classic」のときのようにキーが浮いている感じもないので取れてしまうことはなさそうなのも良いですね。

ボタン類が右側に揃った

些細な変更点なのかもしれませんが、ボタン類が右側に移動したことで片手での操作がしやすくなったように思います。

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使いはじめは「KEYOne」のクセで左側を押そうとしてしまいましたが、落ち着いてくると片側に寄っている方が操作が楽ですね。

ただ私は左利きなので、正直なところ左側に電源ボタンがあってもそこまで困らなかったんですが、右手で使おうと思うと親指ですべてのボタンを操作できるので便利になっていると思います。

滑りにくい表面加工

持ちやすさ、というところではここも「KEYOne」から比べて進化しているところだと思います。
片手操作がしやすくなった理由のひとつでもありますし。

「Classic」のようにマットで加工が深めにしてあるので、滑りにくく掴んだときのフィット感が良くなっています。

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あと指紋が目立ちにくくなっているというのもポイントだと思います。手汗がすごいことになるときがあるので…。

ただ「KEYOne」の方が側面に丸みを帯びているので、掴みやすさでは「KEYOne」かな…滑りにやすいのがやっぱり難点ですけど。

サイズはそのままで軽くなった

ここはもうそのとおりの感想ですね。

「KEYOne」とほぼ同じサイズでキーボードも広がったのに12g軽くなっている。
上記のいくつかの持ちやすさをあと押してしてくれる改善点だと思います。

改めて「KEY2」を使ったあとに「KEYOne」を持ってみると、意外なほど重く感じます。数字上では本当にわずかな違いですが、体感上は大きく変化しているように思いました。

物理キーボードのジェスチャーがしやすい

これは平べったいマット調のキートップに変更されているからだと思いますが、「KEY2」の方がスライドジェスチャに対して素直に反応してくれます。

というか単純に滑らせやすいというのが、使ってもいいかなと思えるところ。「KEYOne」は何となく滑りが悪く、狙ったとおりに反応してくれなかったので機能をオフにしてしまったんですよね。

少しでも画面に触れる(指をキーボードから動かす)ことを減らすという意味では良い改善点になっていると思います。

通知LEDはやっぱ便利

これは間違いないと思います。

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「KEY2」以外には「Nokia 7 Plus」などを使っていますが、通知LEDがないのでスルーしてしまったり確認することの手間が発生してしまいます。

これがあることで、仕事でも気づかないでスルーしてしまうことなどが減ると思います。

スペック向上による快適な動作

ここもわずかな違いかもしれませんが、体感上ではかなりキビキビと動いてくれる印象です。

とくにアプリの切り替え時やSPEEDキーを利用したときなど、一瞬の引っかかりを感じることの多い場面でそのように感じることはありませんでした。

とは言うものの、私はゲームをしないのでその時の動作についてはわからないんですけど、3Dゴリゴリのゲームとかでなければそこまで気にすることもなさそうです。

ということで、大体このあたりでしょうか。他はBlackberryならではの使い勝手の良さが含まれていますので割愛しておきます。

気になったところ

もちろん良いことばかりじゃありません。気になった、というか悪いところもしっかりと書いていきます。

カメラの性能  / 正直デュアルカメラじゃなくても…

正直なところ前評判どおり。
ある程度明るさを確保できる状況下であれば、思っているよりもマシな写真が撮影できます。

とは言うものの、ちょっとの光源の差で色味がおかしくなってしまうことも多々ありますし、暗いところだとどうしようもないくらいきついです。

カフェやレストランなどで撮影をするとなると光源が不足しがちなので、SNSなので映えを気にする方にはちょっとオススメできないと言うしかないですね。

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このカメラだからということがなくもないんですが、だからといって無理やりデュアル仕様にすることはないと思います。

個人的には「KEYOne」のシングルカメラの方がよりキレイに撮影ができていますし、主だった不満というのはありませんでした。

だからデュアルカメラを売りにしなくても良かったんじゃないかな…と思ってしまいます。

バッテリーの持ちが少し不安

この点については、アプリなどを利用して正確に測定したわけではありませんので、本当に感想ですが。

私は出先でテザリングを利用することが多いんですけど、その時のバッテリー減り具合が50%程度までは「KEYOne」より早い気がします。

基本的にモバイルバッテリーなどに接続して使うことが多いので、ほとんど場合で問題になることはないのですが、充電を利用しないで使うと考えるときには、ちょっと心配してあげる必要があります。

せっかくのSPEEDキーはあまり出番なし

これは使い方によると思いますが、私の場合はあまり出番はありませんでした。

例えば、何か情報や別のアプリの内容をチェックしつつメールをしたりする場合には、いちいち指をキーボードから離すことなく、文字入力をする延長としてアプリを切り替えることができるので楽といえば楽です。

ただそこまでガッツリ作業する場合には、Chromebookやタブレットを使ってしまうので、あることによる便利さはありますが、ないと不便というほどではありませんでした。

SPEEDキーがあることで不便に感じたのは、私が導入している「AquaMozc for BlackBerry」では、このキーがあることで操作が「KEYOne」と若干変わってしまい、とくにカーソルの移動操作がわかりにくくなってしまったことでしょうか。

多くの場合、不便とは思わないはずなのでSPEEDキーの存在が悪いわけではないとは思っています。

総評

ということで、ざっくりと良し悪しについて書いてきました。

私は「Classic」からBlackberryを使いだした新参ではありますが、このうち「KEY2」が現状の使い勝手では一番だと感じています。

サイズ感も慣れますし、画面の大きさや物理キーボードの感覚、使い勝手はとにかく良い機種だと思います。不満なところもいくつかありますが、だから使わない・使いたくないというほどのものではありません。

個人的には「KEYOne」から乗り換えることを検討するのはアリだと思いますが、予算がそれを許せばという問題です。

先の比較記事でも書かせて頂いていますが、「KEY2」の方が1〜2万円高く設定されているというのが痛いところです。

単純な使い勝手で考えると確かに「KEY2」は優れていますが、そこにお金を出して(しかもさらに高い)変える必要があるかどうかと問われると、正直まだオススメはしないです。

しかし、この点については「KEY2」の使用感をお手頃に試すことのできる「Blackberry KEY2 LE」というモデルがリリースされるので、乗り換えなら「Blackberry KEY2 LE」を選ぶことがオススメできそうです。

もちろん、価格が落ち着いてきた「Blackberry KEYOne BlackEdition」を選ぶというのも選択肢として悪くはないと思います。

また、これから初めてBlackberryを使うという方には「KEY2」を購入することをオススメします。
性能的にも息が長いこともそうですし、使い勝手が向上しているので物理キーボードに抵抗のある方でもすんなり慣れてくれるかもしれないからです。
ただスマホのカメラで撮影する機会が多い方には、不満も出るかもしれないのでその点はご注意ください。

この他、物理キーボードは…という方にはフルタッチディスプレイのモデルなどもありますが、それはまた別の機会に。

まとめ

とにかく使えばわかる「Blackberry KEY2」の良さ、といったところでしょうか。

幸いにも国内で正規販売しているおかげで、店頭で実機を触れる機会もあると思います。
初めての物理キーボード搭載スマートフォンを持ちたいと気になっているのであれば、一度は実機を触ってみることをおすすめしています。

慣れているユーザーも、一度は確認しておいた方がよいと思います。正直、「Classic」からであればすんなり慣れた気がしますが、「Priv」や「KEYOne」からだとちょっとキー操作に慣れるのが時間がかかる感じがありますから。

何はともあれ、唯一無二の物理キーボード搭載のAndroidスマートフォンですから、他の人と被りたくない、違うスマホを持ちたいという方には間違いなく最適な1台ですので、気になった方は一度は手にしてみてください。

本当、使い出すとクセになっちゃいますよ(笑)

ちなみに購入は日本の正規販売代理店の他、海外から輸入するという方法もありますので参考まで。

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海外通販サイトには下記のようなところがありますので、価格などの比較にどうぞ。

今度はフルディスプレイモデルにも手を出してみようと画策中です。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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