Lenovoは、同社初のWindows ゲーム ハンドヘルドデバイスとなる「Lenovo Legion Go」を正式に発表しました。デバイスの外観などはすでにリークされていたとおりですが、「ASUS ROG Ally」と「Nintendo Switch」と「Steam Deck」を組み合わせたようなデザインとなっています。
2023/12/06 更新 : 日本国内でも「Legion Go」が発売しました。詳細はこちらの記事をご覧ください。
「Lenovo Legion Go」は、ゲーミングハンドヘルドとしては最も大きな8.8インチ QHD+ ディスプレイを搭載し、10ポイントタッチ操作に対応しています。リフレッシュレートは60Hz〜144Hz、最大500nitsの明るさ、DCI-P3 97%の色範囲を提供します。
プロセッサには AMD Ryzen Z1 シリーズを搭載し、最大16GBRAMと最大1TB PCIe Gen4 SSD、microSDカードスロットも搭載しています。採用されているチップセットはRyzen Z1 Extremeで、構成は「ASUS ROG Ally」で選べるものと同じと言えます。
本体にはNintendo スイッチのようにコントローラーが本体から取り外しできてキックスタンドも内蔵、「Steam Deck」のように右側のコントローラーにタッチパッドが搭載されています。さらに珍しいことに本体右側のコントローラの側面にはマウスボタンとマウスホイールが搭載されていることもポイントです。
コントローラーはホールエフェクトスティックを採用しているためドリフトとデッドゾーンが最小限に抑えられ、マッピング可能なショルダーボタン、トリガーボタン、グリップボタンが含まれています。
バッテリーは49.2Whを搭載し、30分で最大70%の充電が可能、バッテリーを劣化から保護するとともに発熱を抑えるため電源バイパスモードも搭載されています。充電用のポートは上下に1つずつUSB-Cポートがあり、いずれもPD3.0とDP1.4をサポートしているため、テレビやモニターに直接接続して出力することも可能です。
OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 8.8インチ IPS 2,560×1,600 60~144Hz タッチパネル 97% DCI-P3 / 500nits |
CPU | AMD Ryzen Z1 Extreme |
Graphics | AMD Radeon RDNA Graphics |
RAM | 16GB LPDDR5X-7500Mhz |
内部ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB SSD PCIe 4.0 |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C(USB 4.0) 3.5mm Audio Jack |
ネットワーク | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.2 |
バッテリー | 49.2WHr 急速充電(30分で最大70%) |
その他 | – |
サイズ | 299×131×41mm(コントローラーあり) |
重さ | 854g |
価格 | 109,800円 |
「Lenovo Legion Go」は、2023年10月に699ドル(一部地域は11月に799ユーロ)から発売される予定となっています。日本での展開については明らかにされていません。
Source Lenovo Press Release