今回の記事では、「Simplism (シンプリズム)」ブランドでiPhoneアクセサリー市場トップシェアの国内メーカー トリニティが初めてGoogleデバイス向けにリリースした「Google Pixel 7a」向けの保護ケースと画面保護のガラスフィルムをレビューしていきます。
ここでは「GLASSICA 背面ガラスケース」と「FLEX 3D ゴリラガラス 高透明 複合フレーム」の2つの製品を紹介しますが、いずれもレビューにあたりメーカーから提供を受けて記事執筆をしています。
FLEX 3D ゴリラガラス 高透明 複合フレームガラス
まずは画面保護ガラス(フィルム)となる「FLEX 3D ゴリラガラス 高透明 複合フレームガラス」は、強化ガラスとPETフレームの複合構造を採用した画面保護ガラスで、角割れしづらいことが特長です。
この製品はSimplismシリーズの保護ガラスで最も人気で、簡単かつ綺麗に貼るためのサポートツール「貼るビタMAX+」が付属していることが大きなポイントです。もし製品使用時に角割れやヒビなどが入った場合にも、購入後1年間であれば1回だけ交換できる365日保証サービスもついていることも強みですね。
実際に製品を開けてみると、このように最初から全てがセットされています。
間違って透明の蓋を外してしまったり、透明なタブを引っ張ってしまうと失敗になってしまいますので開けたらまずは紙の説明書に目をとおしましょう。
指示どおり、説明が書かれている紙を抜き出して中を見ると、貼り付け方法のマニュアルやウェットシート、クリーナークロスなどが入っています。
実際に手順どおりに「Pixel 7a」に保護ガラスを貼り付けていきます。まずは「Pixel 7a」をセットします(実際にはしっかりと中まで入れます)。
続いて指示のあると通り、手を添えてタブを引っ張っていきます。
基本的には取説のとおり、書いてある順番どおりにやれば失敗することはまずありません。ここまで来れば、あとは位置ずれ防止用のガイドがズレていないかを確認し、フィルムを本体に貼り付けて(軽く押し付けて)いきます。
ある程度のところまで気泡がなくなったら、保護フィルムを保護するためのフィルムを剥がせば完了です。
フィルムが曲がってしまったり、変なところに張り付いたり、ホコリを拭いているのにホコリがいつの間にかついたり…といったことが極力ないように作られているため、簡単かつ上手にフィルムが貼り付けられます。これは便利。
ホコリもほぼ入らず、一発で位置取りもできて綺麗に貼り付けができたので、かなり楽で良い製品だと思います。気泡は完全には抜けず、ある程度残ってしまうと思いますがフィルムの上からクロスなどを使ってゴシゴシしてやると抜けていきますし、時間経過によって自然に抜けていくので小さいものであれば気づけばなくなっていると思います。
パッと見はわかりづらいですが、画面表示領域部分は厚みのあるガラスで、ベゼル(黒いフチ)部分もちゃんとフィルムで覆われています。最後にここがズレていて失敗することもありますので、これを含めて簡単&綺麗に貼り付けられるのでとても便利です。
表示領域とベゼル部分で厚みが違うのは、ケースに取り付けることも考えているためのようで、ここが薄くなっていることで入らないとか捲れてしまうということを極力抑える仕様です。このあたりはケースを入れて使うユーザーが多いiPhoneで培われたものと言えるかもしれません。
なお、今回試している「高透明」は画質や色などの見え方は変わらず、タッチ操作への反応もスムーズで特に問題はありません。もし反応が悪いと感じたらPixelスマートフォンの設定アプリから[ディスプレイ] > [画面保護シート モード]を有効にすることで改善されますのでお試しください。
GLASSICA 背面ガラスケース
続いて「GLASSICA 背面ガラスケース」ですが、こちらは至ってシンプルなハイブリットクリアケースで、背面部分に10H硬度の強化ガラス、側面にはTPUを使用しており扱いやすさと強度を両立したことが特長です。
また純正ケースなどと異なり、カメラの周囲もギリギリまで覆うデザインになっており、フレーム部分の傷つきも最小限に抑えることができます。
見た目はシンプルなクリアケースですが、背面のロゴ周辺にあたる平面部分がガラス素材となっています。
カメラ部分も純正ケース(セット)と比べると、ちゃんと保護されていることがわかります。正直、「Pixel 7」シリーズのカメラのバー(フレーム)部分は擦り傷などがつきやすい印象のため、ここを守ってくれているのは良いことですね。
カメラ周囲の高さに合わせて下部の高さも調整されているため、ピッタリと設置させて置くことができます。
ディスプレイ側は、ケースがディスプレイよりもわずかに高い位置まで来るため、「Pixel 7a」を机に伏せておいたときでもフラットな場所であればディスプレイが直接地面に触れることはありません。
背面はしっかりとガードされていますが、フレームにあたる部分はTPUのため丈夫さを犠牲にせず握りやすく扱いやすいこともポイントです。特に装着・取り外しが簡単にできるのが良いですね。ただ背面部分はガラスなので、変に負荷をかけて外さないように注意が必要です。
まとめ
トリニティから初めて「Google Pixel 7a」向けにガラスケース「GLASSICA 背面ガラスケース」と画面保護ガラスフィルムの「FLEX 3D ゴリラガラス 高透明 複合フレーム」がリリースされましたが、これまでiPhoneなどで培ってきたノウハウがうまく活かされているという印象です。
もし「Google Pixel 7a」のガラスフィルムやケースを探していて、国内メーカー、保証サービスに惹かれるユーザーやガラスフィルムの貼り付けを極力失敗したくないというユーザーにはおすすめのアイテムです。
今回紹介している2つ以外にもトリニティでは「Pixel 7a」向けのケースとフィルムも多数ありますので、興味のある人は公式サイトをご覧ください。