GoogleはAndroidデバイス間において音声通話をストリーミングできる機能の開発に取り組んでいることが報告されました。
この機能はAppleのエコシステムでも見られるような、iPhoneに着信した電話をiPadやMacでも受けることができる機能のAndroid版とも言えるものです。
つまり、いずれはAndroidスマートフォンユーザーであれば、スマホにかかってきた電話をAndroidタブレット、あるいはChromebookなど別のデバイスで着信を受けられるようになる可能性があります。
この報告はMishaal Rahmanによるもので、将来的に音声通話のオーディオをAndroidスマートフォンからAndroidタブレットにストリーミングできる可能性を指摘しています。また、以前にはPixelスマートフォンとNest Hubデバイスの間で”Nearby calling”と呼ばれる機能を補助する”Cross-Device Communication Service”というアプリが発見されています。
残念ながら、この機能はまだ正式発表はされているものではなく、いつリリースされるかも現時点では不明です。しかし機能の説明は公式にリリースされた開発者向けプレビューとドキュメント内で発見されていることから、Googleが開発に取り組んでいることは確かなようです。
また、この機能が全てのAndroidスマートフォンとタブレット、あるいはChromebookなどAndroidが動作するデバイスも含むのか、さらにはGoogle Pixel シリーズに限られるのかもわかりません。少なくともAppleのように同じGoogle アカウントに紐づくデバイスに限られることにはなりそうです。
筆者としてはiPhoneとMacのようにPixelとChromebookで連携ができればどれほど便利になるかと思っていましたので、この機能のリリースには期待しています。