LenovoがインテルのNシリーズCPUを搭載した、Windowsタブレットの新モデル「IdeaPad Duet 3i」をMWC 2023にて発表しました。価格は499ユーロからとなっていて、6月にヨーロッパ市場で発売されます。
「Lenovo IdeaPad Duet 3i」は、DCI-P3 100%の広色域をサポートする11.5インチ(2000×1200)ディスプレイを搭載、専用の着脱式キーボード&カバー、オプションでペンも備えたWindowsタブレットデバイスです。
「Lenovo IdeaPad Duet 3i」のスペックは次のとおりです。
スペック
OS | Windows 11 |
ディスプレイ | 11.5インチ IPS 2000×1200 DCI-P3 100% 400nits |
CPU | Intel N100 Intel N200 |
RAM | 4GB 8GB |
内部ストレージ | 128GB UFS 256GB M.2 PCIe SSD |
外部ストレージ | – |
カメラ | リア 8MP AF フロント 5MP |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.2 |
ポート | USB-C ×2 (フル機能×1、PD/データ転送のみ×1) |
バッテリー | 最大7時間(MobileMark 2018) 1080p動画再生 最大12時間 |
その他 | Dolby Audio |
サイズ | 271.3 x 172 x 8.95mm |
重さ | 697g (ケース 450g) |
ストレージが256GBになると、より高速なM.2を搭載する以外、大きな違いはありません。新しいチップセットによってSurface Goライクな使い勝手が期待されます。一方、専用のフォリオケース(着脱式キーボード&カバーセット)の重さが450gあるため、本体と合わせると1kgを超える点が人によっては気になるかもしれません。
とはいえ、フル機能のWindowsを手軽に持ち運びたいという人には良い選択肢になりそうです。詳細についてはLenovoのプレスリリースもしくはスペックシートをご確認ください。
現時点ではヨーロッパ市場のみの販売となっていて、日本での展開についてはまだわかりません。これは同時に発表された新しい「Lenovo IdeaPad Slim 3 Chromebook」も同様です。