Android アプリの Google Chromeは、独自の共有メニューを採用していますが、将来的にこの共有機能をAndroid組み込みのメニューに変更される可能性があることが報告されました。
多くのアプリがカスタマイズされた独自の共有メニューを採用しており、Google Chromeはそういったアプリの一つです。現在の共有機能はアドレスバーが表示される右端の3点ドットから[共有]を選ぶと、Chrome固有の共有メニューが表示され、スクリーンショットやリンクのコピー、デバイスへのリンク送信、QRコードや印刷といった内容が含まれます。
しかし、今後のアップデートでGoogleはこれらのカスタム共有メニューではなく、Androidの組み込みメニューに変更することに取り組んでいることがわかりました。TechDowsによれば、最近ChromiumとChrome Canaryに追加されたフラグがあり、「Share sheet refactor Android」というフラグを有効にすることでカスタム共有メニューを無効にし、Android組み込みのメニューに変更されるようになります。
カスタムされた共有メニューではなくAndroidに組み込まれたメニューに変更することで、アプリ間での一貫性をもたせたい狙いがあると予想されます。
この変更はAndroidアプリのChrome Canary v112で確認ができましたが、現時点ではこの変更のリリース時期などの発表はありません。個人的にはAndroidの組み込みメニューのほうがスッキリとしていて良いと思いますので、今後の進展に期待です。
Source: Techdows