先日はAcerから発表されましたが、今回はLenovoからも教育市場向けとしてChromebookの新モデルが4機種発表されました。ここで発表されたモデルは全く新しいものではなく、これまでリリースされている各機種のアップグレード版となります。
発表された4機種は「100e Chromebook Gen 4」、「300e Yoga Chromebook Gen 4」、「500e Yoga Chromebook Gen 4」、「14e Chromebook Gen 3」です。
明らかになっているスペックは次のとおりです。
スペック
- Lenovo 100e Chromebook Gen 4
- 11.6インチ アンチグレア
- MediaTek Kompanio 520
- 4GBRAM + 32GB eMMC ストレージ
- 最大8GBRAM + 最大64GB eMMCストレージ
- USB-C ×1、USB-A ×2、HDMI
- microSDカードスロット
- Wi-Fi 6 および オプションで4G LTE対応
- MIL-STD 810H
- 重さ 約1.25kg未満
- Lenovo 300e Yoga Chromebook Gen 4
- 11.6インチ IPS タッチ対応
- 最大8GBRAM + 最大64GB eMMCストレージ
- オプションでスタイラスペン
- MediaTek Kompanio 520
- HD Webカメラ、5MPワールドカメラ
- Wi-Fi 6
- Lenovo 500e Yoga Chromebook Gen 4
- 12.2インチ(16:10) IPS タッチスクリーン
- Intel N100 または N200
- 最大8GBRAM + 最大128GB eMMCストレージ
- オプションでスタイラスペン
- Wi-Fi 6 または 6E、オプションで4G-LTE対応
- HD または フルHD Webカメラ、5MP ワールドカメラ
- Lenovo 14e Chromebook Gen 2
- 14インチディスプレイ
- Intel N200 または Core i3-N305
- 最大8GBRAM、最大128GB SSD
- USB-C ×1、USB-A ×2、HDMI
- Wi-Fi 6 または 6E
- HD または フルHD Webカメラ
100e、300eのいずれも11.6インチディスプレイを備え、MediaTek Kompanio 520と最大8GBRAMを搭載するミッドレンジに近い性能のエントリー機です。学校教育の現場でよくありがちな性能と言えますが、最大8GBRAMモデルが選べるようになったり、最新のKompanioだったりと過去のモデルよりゆとりのある性能を手にすることができるようになっています。
500e に関しては、昨年末にコンシューマーでリリースされた「IdeaPad Flex 3i Chromebook」と同じく16:10のアスペクト比を採用した12.2インチディスプレイを搭載し、インテル N100 または N200 と最大8GBRAMを搭載するミッドレンジに近いモデルとなります。
14e は、14インチと大型でIntel N200 または Alder Lake Nプロセッサを搭載したハイエンドに近い性能となっているため教職員や高等教育機関向けという印象になっています。
これら4つのモデルは、米国では第1四半期にリリースされることがプレスリリースで明らかにされていますが、価格については不明です。なお、日本国内でのリリースもわかりませんが、過去モデルが展開されていることから可能性としては高いと思います。