海外では今年の2月に発表され、5月になって米国等で販売を開始していたレノボの11インチChromebookの新モデル、「Lenovo IdeaPad Duet 3 Chromebook」が日本でも発売されることが明らかになりました。なお日本国内では「IdeaPad Duet 370 Chromebook」という名称になり、販売開始は7月2日から、価格は62,480円からとなっています。
すでに公式サイトに情報が登場していますが、現時点(2022/06/21)ではまだ予約・購入等はできないようです。
スペックについては何度かまとめていますが、改めて紹介しておきます。
スペック
ディスプレイ | 10.95インチ IPS 2000×1200 400nits タッチスクリーン |
CPU | Snapdragon 7c Gen 2 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 128GB |
ポート | USB-C x2 |
カメラ | リア : 8MP フロント : 5MP |
ネットワーク | Wi-Fi 5 ac Bluetooth 5.1 |
バッテリー | 最大12時間 急速充電 最大45W充電サポート |
その他 | USI 2.0 スタイラスペンサポート(付属) |
サイズ | 258.04 x 164.55 x 7.90 mm |
重さ | 516.5g |
海外だと複数の構成から選択できるようになっていますが、日本では4GBRAM/128GB eMMCストレージモデルのみが販売されるようです。ただし、今後Amazon限定モデルなどでスペック違いが販売される可能性もあります。
「Lenovo Duet 370 Chromebook」は、約11インチのタブレットデバイスで、着脱式キーボードやキックスタンド付きカバーが付属、またこのカバーにはペンホルダーを備えていてUSIペンを収納しておくことも可能です。しかも今回はUSIペンが付属しているため、別に購入する必要はありません。
ただペンに関して注意していただきたいのは、先日紹介しているように「Duet 370 Chromebook」は他のUSIペンを流用できない可能性が指摘されています。同梱されているペンを使えば問題はありませんが、もし手持ちのUSIペンを試して反応しないとか動作がおかしいといったことがあっても、それは仕様だと割り切る必要があります。
ややワガママな部分はありますが、前モデルよりもスタンダード寄りの性能と変わらぬ持ち運びのしやすさ、ペン同梱で収納場所もあるというメリット付きですので、外出時のお供としてオススメの1台となりそうです。
この他の詳細については、Lenovoの公式サイトをチェックしてみてください。
ちなみにエンタープライズ向けモデル「Lenovo ThinkPad C14 Chromebook Gen 1(第12世代インテル)」も同時リリースされています。