今年に入ってASUSはインテル第11世代のTiger Lakeプロセッサを搭載したChromebookをいくつか発表し、そのうち日本では15.6インチの「ASUS Chromebook Flip CX5(CX5500)」が発売されています。
なお現在、ASUSに限らずインテル第11世代プロセッサを採用するChromebookが複数開発中であることはこれまでにも伝えています。
今回、Chrome Unboxedによると14インチの「ASUS Chromebook Flip CX5(CX5400)」の派生となるデバイス「Collis」に、これまでASUSのデバイスに関わってきた開発者がいることやコミットから開発がすでに終了した様子であることなどから、リリースが間近な可能性を報告しています。
この「Collis」というデバイスは、コンバーチブルタイプのChromebookでバックライトキーボード、本体収納式のUSIペン(CX5400のような)を備えていることやワールドカメラ(キーボード側にあるカメラ)があること、反対にThunderbolt 4の機能が削除されていることなどがわかっています。
そのため、14インチモデルの「ASUS Chromebook Flip CX5(CX5400)」に似ているけどまた違うデバイスになる可能性が高いと思われます。
日本では未発売ですが、「ASUS Chromebook Flip CX5(CX5400)」は性能と機能とも非常に魅力的であるものの、価格が少々高いイメージがあるため、Thunderbolt 4などの機能を削除したことによって価格が下るのであれば、かなりバランスの取れたデバイスになることが期待できます。
リリースが間近な可能性があっても具体的なタイミングについては不明ですので、引き続き情報は追っていきます。
それよりも早く「ASUS Chromebook CX9(CX9400)」が日本でもリリースされるか、米国から購入できるようになれば嬉しいですが。
Source: Chrome Unboxed