MediaTekのKompanio 1200を採用するChromebookには12インチモデルがある?

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.
mediatek-and-google-chromebook

今後リリースされるChromebookにうち、MediaTekが発表している新しいプロセッサ”Kompanio 1200(MT8195)”を搭載したモデルがあり、現在は「Cherry」と「Tomato」、そして「Dragonfruits」の3機種が開発されていることが報告されています。

今回明らかになった情報では、ベースボードとなる「Cherry」にディスプレイ情報が追加され、そのディスプレイがLGのLP120UP1であることがわかりました。

「Cherry」では動作テストが行われているようで、さらにディスプレイに関する参照情報もあることから、サイズと解像度が明らかとなります。

この”LG LP120UP1″は、12インチに1,920×1,280という3:2のアスペクト比を採用したパネルで、「Pixelbook」や「HP Chromebook x2」、「Samsung Chromebook Plus/Pro」に搭載されていたパネルと似ています。それらとの違いはQHD(2,560×1,600)であった点です。

なお、このディスプレイは過去に「HP Elite x2」という2-in-1Windowsタブレットが採用しています。

これらのことからARMベースのKompanio 1200(MT8195)を搭載し、より手頃な価格で3:2のアスペクト比で12インチのフルHD+解像度を採用するChromebookの登場が期待されます。

なんとなく着脱式キーボードを採用したモデルになることもそうですが、「HP Chromebook x360 12b」のアップグレートモデルという可能性もありそうです。

Source: Chrome Unboxed

この記事をシェア

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

目次