Apple製品向け中心のプレミアムなドックやハブなどを展開するHyperから、Chromebook向けの認定済み周辺機器(Works With Chromebook)が発表されました。
今回発表された製品は、14ポートあるUSB-C ドッキングステーションとコンパクトな5ポートUSB-Cハブ、USB-C to Ethernetの3つです。
いずれのデバイスも2021年8月から販売開始となります。
なおこれらの製品はWorks With Chromebookですが、MacやWindows PCなどとも互換性があります。
HyperDrive 14-port USB-C Docking Station for Chromebook
まずは14ポートを備えるUSB-Cドッキングステーション。
スペックは以下のとおりです。
- デュアル4K60Hzまたはトリプル4K30Hz出力
- 10Gbps USB-A、10Gbps USB-C
- HDMI(4K60Hz) ×2
- DP(4K60Hz) ×2
- USB-C Upstream(PD 65W) ×1
- USB-A(10Gpbs) ×3
- USB-A(2.0) ×2
- Gigabit Ethernet ×1
- 3.5mm オーディオジャック
- ケンジントンロック
- 85W USB-C給電
- DC 135W
- 210x80x28mm / 272g
- 239.99ドル
Chromebookだけで考えるとオーバースペック気味ですが、シンプルなChromebookのポートをカバーするに十分なドッキングステーションです。
自宅や職場で長時間作業するユーザーやChromebook以外のデバイスでも使いたいユーザーには良い選択肢になりそうです。
価格も200ドル前半に設定されているため、高すぎないことも魅力の一つだと思います。
HyperDrive 5-port USB-C Hub for Chromebook
続いて5ポートのコンパクトUSB-Cハブとなる「HyperDrive 5-port USB-C Hub for Chromebook」です。
スペックは以下のとおり。
- HDMI(4K30Hz) ×1
- Gigabit Ethernet ×1
- USB-A ×2
- USB-C(PD60W) ×
- 110×50.1×16.9mm / 80g
- 79.99ドル
本体と接続するUSB-Cケーブルが一体型となっている点は好みがわかれるところですが、Chromebookだけで使うならコレだけでも十分なポートです。
持ち運ぶだけでなく家や職場に置いて使うにもちょうど良いと思います。
価格も80ドル程度と、この手のハブにしてはやや高級ですが選択肢として悪くはありません。
HyperDrive USB-C 2.5Gbps Ethernet Adapter
最後はUSB-C to Ethernetのアダプタです。
コレは見てのとおりですが、ハブほど多機能ではなくて良いからEthernetだけが必要というユーザー向けです。
客先や出張先、ホテルなどであると便利ですし、手持ちのChromebookのポートは豊富だけどEthernetだけがない場合(例えばLenovo ThinkPad C13 Yoga Chromebook)には、重宝するかと思います。
価格は49.99ドルからで、やや高めの印象はありますが、Ethernetだけが必要なら悪くはないです。
いずれも2021年8月から販売予定となっているため、今すぐ手に入らないのは残念ですが、Works With Chromebookを取得した周辺機器が増えていくことは嬉しいですね。
できれば日本でも正規販売してくれる良いのですが…。