今年の1月、CES 2021にて発表されたASUSのインテル第11世代Coreシリーズ搭載のハイエンドChromebook、「ASUS Chromebook Flip C536」が米国Bestbuyにて569ドルから販売が開始しています。
Chromebookでインテル第11世代Tiger Lake CPUを搭載して販売されるのは、「ASUS Chromebook Flip C536」が世界初となります。
スペックについては前回の記事で紹介していますが、今回Bestbuyで569ドルにて販売されているモデルは、Core i3-Core i3-1115G4と8GBRAM、128GBストレージを搭載する最小構成モデルとなっています。
スペック
ASUS Chromebook Flip C536(CX5) | |
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ディスプレイ | 15.6インチ 広視野角 1,920 × 1,080 250nits |
CPU | Core i3-1115G4 (Core i5-1135G7) (Core i7-1165G7) |
RAM | 8GB (16GB) |
内部ストレージ | 128GB M.2 NVMe PCIe (256GB M.2 NVMe PCIe) (512GB M.2 NVMe PCIe) |
外部ストレージ | microSD |
Webカメラ | 720p |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5 |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 HDMI ×1 |
バッテリー | 最大12時間 |
その他 | USIスタイラスサポート MIL-STD810H |
サイズ | 357.6 x 240.8 x 18.5mm |
重さ | 1.89g |
価格 | 569ドル (約62,000円) |
15.6インチのフルHD、広視野角のグレアディスプレイを採用したChromebookですが、1.89kgとサイズなりの重さがあります。
性能面ではインテル第11世代のCore i3-1115G4の性能に関しては、グラフィックス性能の大幅な向上もあって第10世代Core i3-10110Uよりも改善していることは間違いありません。
Chromebookなら第10世代Core i3でも十分過ぎるほどのハイエンドモデルとなりますので、第11世代も同様に、AndroidアプリやLinux運用を考えているユーザーでも十分選択肢になり得ると思います。
569ドルのベースモデルでも、8GBRAMと128GBのNVMeストレージを搭載し、2つのUSB-Cポート、1つのUSB-AポートとHDMI、そしてUSIスタイラスペンもサポートしているため、ビジネスユースとしても使い勝手は良さそうな1台です。
何より、第10世代CPUを搭載する「Acer Chromebook Spin 713」や「HP Chromebook x360 14c」の定価(海外では629ドル〜)よりも安価に設定されているので、持ち運びには不便ですが非常に良い価格感だと思います。
が、現在はBestbuyでしか購入できないことを考えると輸入代行等でお得感は薄れます。
いずれ米国Amazonでも販売されるタイミングを待つか、あるいは国内販売を期待して待つことになりますが、国内での展開時期や価格は予想できないのが悩みどころですね。
日本で販売されるとすれば、競合の価格などを考えるとCore i3のベースモデルは8万円前後ではないかと思いますが、何が起きるかはわかりませんので、とりあえず発表されることを期待して待ちたいですね。
- ASUS Chromebook Flip C536 (Core i3) – Bestbuy