ChromebookのCroshターミナルがシステムウェブアプリ化してアイコンが変更されます

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Chrome OSに搭載されているcroshターミナル(Chrome OSシェル)は、GoogleのOS用コマンドシェル環境で、Chrome OSす。

この機能自体は一般ユーザー向けというものではないため詳細は省きますが、ChromebookをCanaryチャンネルにしたり、バッテリー消費状況の把握などで使うことはあるかもしれません。

現在、Chrome OS Canaryチャンネルでフラグを有効化することで、croshターミナルがOS組み込みアプリ(システムウェブアプリ)として扱われ、いままでのようにブラウザのタブで開くような動作ではなくなります。

chrome://flags#crosh-swa

フラグを有効化して再起動することで、Croshがシステムウェブアプリへと変更されます。
ちなみにCroshを開くコマンドは変わらず「Ctrl + Alt + T」のままです。

基本的にCroshの画面自体に変更点は加えられていないようです。

さらにこれまでLinux(Beta)のターミナルと同じカラーとデザインのアイコンになっていましたが、黄色と赤色の配色になってデザインがわずかに変更(“_”から”|”)されています。

だからと言って一般ユーザーにはほとんど関係のない変更ですが、既存のChrome OSアプリがWebアプリへと置き換わることでより使いやすくなると嬉しいですね。

Croshターミナルで何ができるか知りたい人は、Beebomに便利なコマンドが紹介されていますのでチェックしてみると良いです。

Source: Chrome Unboxed

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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