先日、日本国内でも正式発表となっAMDのAPUとトラックポイント搭載の「Lenovo ThinkPad C13 Yoga Chromebook」が、さっそくNTT-X ストアに登場しています。
発表された構成では、AMDのAthlon Gold 3150C、Ryzen 3 3250C、Ryzen 5 3500C、Ryzen 7 3700Cの4つのAPUを選択することができますが、NTT-X Storeで掲載されているモデルはAthlonとRyzen 5の構成だけとなります。
掲載情報を見てみると4モデルがラインナップされていますが、うち3つがAthlon Gold 3150CでRyzen 5 3500Cは1モデルだけとなっています。
Athlonモデルに関しては、4GBRAM、64GBストレージが共通していて、それぞれ指紋センサとUSIペンの有無によって違いがあります。
その分が価格に反映されているということになりますが、Athlon Gold 3150C搭載モデルはいずれも税込11万前後という価格設定ははっきりとしましたので、今後購入を考えている方には良い基準になるかと思います。
続いてAMD Ryzen 5 3500C搭載モデルは、8GBRAM、128GBストレージの構成で147,070円(税込)という価格設定になっています。
性能面で見ると決して高いわけではないと思いますが、AMD搭載のハイエンドChromebookがどれほどの実力があるかは未知数なので少し悩むところかもしれません。
型番 | スペック | 価格(税込) |
20UX000JJP | Athlon Gold 3150C / 4GB / 64GB 指紋センサ&USIペン なし | 107,580円 |
20UX0005JP | Athlon Gold 3150C / 4GB / 64GB 指紋センサあり / USIペンなし | 108,680円 |
20UX0004JP | Athlon Gold 3150C / 4GB / 64GB 指紋センサ&USIペン あり | 113,080円 |
20UX0006JP | Ryzen 5 3500C / 8GB / 128GB | 147,070円 |
同じ価格帯で競合となるのは、個人向けであれば「ASUS Chromebook Flip C436FA」や「HP Chromebook x360 13c」があり、法人向けであれば「DELL Latitude 7410 Chromebook Enterprise」や「5400 / 5300 2-in-1 Chromebook Enterprise」などが挙げられます。
いずれも性能面でも強豪となりますが、今回のLenovoはトラックポイント搭載のThinkPadシリーズであることが何よりの強みとなりますので、これだけでも選択する価値があるユーザーは多いと思います。
現時点では、NTT-X Storeでも”在庫はございません。お取り寄せとなります。”状態になっていますので、すぐ購入できるものではありませんが価格設定は購入の参考になると思います。
早く個人向けで登場して、購入しやすい環境になってくれることを期待しています。